DIYネタ

切削・切断・研磨と万能な電動工具,ミニルーター。趣味の自作からプロユースまで工作の幅をグッと広げます。

皆様、こんにちは!
DIY解放区管理人のぼんたでございます。

本日は、私の工作グッズの中で最も使用頻度の高い電動工具ミニルーター(本体)のご紹介をしようと思います。

先端ビットについては別途記事を作成しましたので、こちらの記事をご参照ください。

ミニルータービットの違いを素人ながらに分析する小物DIYに欠かせない電動工具ミニルーター。本記事では、ミニルーターに取り付ける多種多様な先端ビットをできる限りわかりやすくイラスト・写真でご紹介します。...

ミニルーターとは?

太いペンの形をした電動工具で、先端がモーターの力で高速回転します。

ミニリューターとかハンドグラインダーとも呼ばれています。

ぼんた
ぼんた
歯医者さんでチュイーンってなる、あの機械です。

先端の軸(ビットといいます。)を交換することで、切削・切断・研磨仕上げといったさまざまな作業が可能になります。

まめた
まめた
今までカッターナイフや手ヤスリで行なっていた面倒な手作業が、ミニルーターだと何倍ものスピードで完了することができるわん。

ミニルーターでできること

f:id:gomateishoku:20190321181237j:image

とまぁ、色々な事が出来ます。

他にも爪の手入れや、木工工芸など幅広い使用用途があります。

慣れてくると、指と同じような感覚で操作が可能になります。

ミニルーターの価格ってどれくらい?

最安モデルだと、ダイソーで手に入る600円位。

歯医者さんや歯科技工士さんが使っているようなプロモデルだと10万円を超えます。

ぼんた
ぼんた
ワタクシの場合、とにかく安く済ませたい理由でダイソーの格安600円ミニルーターから始まり、現在は20,000円クラスのモデルに落ち着いております。
f:id:gomateishoku:20191001224154j:plain

 

趣味の世界を広げてくれるミニルーター。

様々な機種を使ってみての所感ですが、ミニルーターの性能は価格に比例します。

身も蓋もない答えですが、値段の差がモロに出る商品だと感じております。

まめた
まめた
今まで散々色んなミニルーター買って失敗してきたから、説得力があるワンね。
ぼんた
ぼんた
ぐぬぬ。散財する前に気付くべきだった……。

ミニルーターを購入する時のチェックポイント

ミニルーターなんて見たことも聞いたこともないって方、とても多いと思います。

学校で習いませんし、家族で持っている人も少ないでしょうし。

そんなミニルーター、数千~数万円するので、いざ購入となるとハズレ製品を選ぶわけにいきません。

まめた
まめた
むちゃくちゃ握り難かったり、パワーが貧弱だったりする製品もあるワンよ。

そのあたりを踏まえて、
良いルーターと悪いルーターの見分け方をお伝えします。

まずは、選ばない方がいいミニルーターの特徴から。

こんなミニルーターは要注意!

  • トルクが弱い。(大きなストレス)
  • 軸の精度が甘い(軸ブレして音がうるさい)
  • 重心が後ろ寄りで持った時のバランスが悪い。
  • 持ち手が太くて持ち難い
  • 持ち手部分とビット先端までの距離が遠い(使用時安定しない)
ぼんた
ぼんた
どれも超重要項目です。このミニルーター嫌だなって思うと、以後使わなくなってしまいます。

指先の代わりになる工具なので、使い心地はとても重要です。

では、良いミニルーターの特徴もみていきましょう。

 

良いミニルーターの特徴

  • トルク(パワー)がある
  • 低速回転(3000回転以下)が可能
  • 軸ブレがない(精密性、静音性)
  • 手によく馴染む
  • 連続使用時間が長い
  • フットペダル機能付。(超便利。)
  • 2.35mmビット以外に3.0mm、3.2mmのビットも使える
ぼんた
ぼんた
使い心地の良いミニルーターは、創作意欲を大幅に高めてくれますよ。

補足 : ハンドピースの重量について
ハンドピースの重さは、実はそんなに気にする必要はありません。

軽いメリットもありますが、適度に重さがある方が安定して作業しやすいです。

それよりも重要なのは重心バランスです。

先端が重いと安定します。

しかし、後方が重いとむちゃくちゃ使いにくくなります。

ボールペンやシャーペンの重心バランスと同じ原理です。

当ブログ管理人、ぼんたのミニルーター遍歴

それでは、実際にワタクシが購入してきた実機をご紹介します。

ダイソー ミニルーター 購入価格600円

f:id:gomateishoku:20190321183052j:image
600円と私が知る限り最安値のミニルーターです。

2.35mmの先端ビットを使用。

軸ブレ感は否めません。

パワーがのび太級に最弱です。

乾電池1.5V×2=3Vなので仕方がないのですが、何かを削る・穴を開けるという作業はバルサ材などの相当柔らかい木材位しかできません。

傷を付け加工という点ではガラスコップの文字入れなどには使用できます。

ぼんた
ぼんた
正直に行って安物買いの銭失いです。

 

プロクソン MM50 購入価格6,500円

回転数:8,000~20,000/min

重量:250g

小型強力モーター搭載のプロクソン社製ミニルーター。

独特なカラーリングがDIY意欲を掻き立ててくれます。

購入にあたり、ネットの意見を参考に色々悩みました。

なんせ6,500円もしますから。

購入に至ったポイントは、速度調整機能がついていること。

これは魅力的に感じておりました。

低速で作業すれば音は静かで、丁寧・精密な作業ができそうだったから。

 

で、実際に買って使った感想

低速8,000回転/minにしても速過ぎる。

・低速トルクが弱く、硬い材質だと少し押しつけるだけですぐ止まる。

・高速回転時にうるさい。切削時うるさいのは仕方ないですが…。落ち着かないです。

・持ち手部分が太く、後ろが重たい。いかにも道具を持っているという感覚になる。指先感覚には程遠い。

ぼんた
ぼんた
とまぁ散々な結果でした。

ホームセンターには必ずといっていい程プロクソン製品が置いてあるから期待していただけに、ちょっと残念な結果に終わりました。

とにかく音が五月蝿くて、スイッチを入れている間は落ち着きません。

また連続使用時間15分なので、休みの日に没頭して取り組みたい時に冷却待ち時間がストレスです。

ただし、ダイソーのミニルーターに比べると全ての面で雲泥の差はあります。

浦和工業 マイクログラインダーHD20A 購入価格10,000円

回転数3,500~20,000/min

重量:110g(ハンドピース部)

この浦和工業のミニルーター(浦和工業はマイクログラインダーと呼んでいる)は、ダイソーやプロクソンのミニルーターとは全ての点に置いて次元が違います。

表現が過去形なのは、うちの嫁さんがスイーツデコなる工作を始め、ワタクシから本製品をパクったためです。

特徴として3,500~20,000/minという幅広い回転域において、全くといっていいほど軸ブレが無く超精密な回転ができます。

この10,000円という価格帯では他に類をみないレベルです。

浦和工業のエントリーモデルではあるのですが、さすが国産。浦和工業は、HPがショボいのですが、製品は非常に秀逸です。

プロクソン製品は回転数を上げるとじゃじゃ馬の様に暴れ出すのですが、浦和工業のHD20Aは20,000/minまで回転を上げても、とても静かな優等生といったところです。

クラスでも「あいつ京大いくんじゃね?」的な安定感です。

弱点はネットにも書いてあった通り、全域においてパワーが弱いということ。

お世辞にも強いとは言えません。

でもそれは対象の材質が金属であったり、負荷の大きい切断ビット等を使っている時以外は許容範囲内です。

あ、樹脂以上の硬度の穴あけも苦手です。止まります。

なので急いで作業するようなことがない限り、丁寧にゆっくりと作品を加工することに向いております。

力は強くないですが指先の感覚にちかいです。

また速度調整のダイヤルがとてもなめらかで、いつまでもクリクリ回していられます。

また、コレットチャックΦ2.34mm、Φ3.0mmを搭載し、ドリルチャックも付属しているので、殆どの径の先端ビットが使用可能となります。

↑ 残念ながら、現在アマゾンで1万円位での取り扱いがない様です。

 

更に、正転・逆転と回転を切り替えるスイッチがついている為、先端ビットを滑らせて作品を傷つけてしまうリスクも抑えることが可能です。

これは地味に嬉しいですよ。

やっぱり右利き・左利きで苦手な面もカバーしてくれますから。

良い事ずくめのようですが、あと少し!という点を挙げるとすれば・・・

・フットペダルが欲しい。

・やはりもう少しパワーが欲しい。

といったところでしょうか。価格も福沢さん1人と初めてのミニルーターとしては値が張りますが、ちょっとした小物やフィギュア・プラモデル製作には十分。

是非ミニルーター初心者さんにもお勧めしたい商品です。

ドレメル ハイスピードローターリーツール4000 購入価格15,000円
f:id:gomateishoku:20190320230403j:image
ででで、でかい!もはやミニルーターではない。

回転数5,000~32,000/min

重量:533g

これまでは、ダイソー → プロクソン → 浦和工業マイクログラインダー というミニルーターの王道路線をステップアップしてました。しかし、ここにきて何を血迷ったのか、大脱線した製品を購入してしまいました。

その製品とはミニルーター界の異端児、ドレメルハイスピードロータリーツールです。

しかも、モデル4000というフラッグシップモデル。

何が他のミニルーターと違うかというと、桁違いのハンドピースのデカさ。

全然スリムではなく、ずんぐりむっくりのガチムチ体型です。

どうみても片手で持って精密さを究めるハンドピースの大きさではありません。

原付でツーリング行こうかってなった時に一人だけハーレー乗ってきてる奴レベルのズレっぷり。

そのボディーに搭載するパワフルなモーターは出力135W。

プロクソンとか普通のミニルーターはおおよそ20W~50Wが中心。

どう考えても全てが規格外です。

巨大なミニルーターを買ってしまった理由

では、なぜそのようなドレメルハイスピードロータリーツールに手を出したのか?

それは、釣り具製作の過程で金属加工が必要になったからです。

ルアーの型枠作りでジュラルミン(強化アルミ)を切削するのに、浦和マイクログラインダーは、圧倒的パワー不足でした。

浦和マイクログラインダーだと、トルクが薄くてすぐに止まってしまいます。

回転数を上げるとトルクが多少増すのですが、高回転時は少しの手元のミスがルーターの刃を滑らせて作品の削らないでよい箇所を傷つけてしまうのです。

ぼんた
ぼんた
なんとか低速でもトルクのある製品はないものだろうか?

そう、ワタクシは低速での圧倒的パワーを欲しておりました。

アマゾンで検索すると、色々なアタッチメントが沢山付属するセットがお得ということを知り、検索開始から1時間、15,000円を勢いでポチるという暴挙に出てしまいました。

ぼんた
ぼんた
やってしまったあぁぁあ

という自責の念と、これでバラ色DIYライフは約束されたぞという淡い気持ちで商品の到着を待ちました。

1週間経過・・・。

Amazonより到着!

お蔵入り・・・!

まめた
まめた
もったいないワン!

残念な結果となってしまいました。

最初から覚悟はしていたのですが、ドレメルは明らかにゴツく重たく、やはり精密な小物加工に向いていなかったのです。

確かにアルミなどの金属切削加工にはパワーを発揮するのですが、片手では重すぎます。

また、両手では精密な加工が出来ません。

重たい出刃包丁を両手で握って魚の三枚おろしをしているようなものです。

あくまでミニルーターは片手で持ち、もう片手で対象物を持って加工するからこそ、意のままに加工が出来る事を実感しました。今更ながら。

ミニルーターは片手で持てる重さまでにしましょう。

全てがダメなわけではなくて、ゴリゴリ切削する必要がある時や、釣り鈎製作時でステンレス線を削る時等は重宝しております。

付属品のアタッチメントでペン型の小型ハンドピースも試してみたのですが、パワーはあるもののダイソーミニルーター並みのブレ精度と、毎回の着脱がムッチャ面倒です。

大変勿体ないのですがワタクシの使用用途からはズレており、またミニルーター迷子になってしまいました。

ぼんた
ぼんた
…………。
まめた
まめた
…………….。

ついに、ミニルーターの夜明けが!

アルゴファイル マイクロモーターシステム スターライトセット ブラック (現在使用中)

f:id:gomateishoku:20190323201113j:image

ミニルーター迷子になったワタクシ、懲りずにネットで情報を収集しておりました。

それまでは予算15,000円までと決めており、5,000円から13,000円で似たり寄ったりの製品を比べていたのです。

大型ホームセンターに行って試用展示等もしてみましたが、何ともパッとせず。

もやもやしている中で、ある考えが浮かんだのです。

ぼんた
ぼんた
「予算増やしたら、いいんじゃないか?」

そう、ここに来て予算枠が邪魔をして、アルゴファイルマイクロモーターシステムまでかなり寄り道をしてしまいました。

結論から言います。

アルゴファイルマイクロモーターシステムは、最高のミニルーターです。

20,000円位しますが、満足度は非常に高いです。

ワタクシが購入したモデルはスターライトセットという中級モデルですが、今までのミニルーターの良いとこどり、もとい全ての点に於いて圧倒的に上回っておりました。

当時の目的は、ジュラルミンの塊をガシガシ切削するというミッション。

しかも、そこに精密さが要求されます。

ミニルーターにとってかなり負担の掛かる作業。

それを、プロクソンMM50より握り易いハンドピースで、あのドレメルハイスピードロータリーツール4000よりもパワフルに、浦和工業マイクログラインダーよりも精密にこなしてしまうのです。

今までのミニルーター達がおもちゃに思えてしまう位、このアルゴファイルのミニルーターは秀でておりました。

ワタクシなりに気付いた点

・標準3.0mmコレットチャック+2.35mmコレットスリーブ搭載。

φ3.0とφ2.35両方のビットが使えます。ミニルーター用ビットは大半がこの2サイズに集約されているので、これ1機種でカバーできます。

・ビットの着脱が非常に簡単。ハンドピースを捻るだけでロック・解除がワンタッチで行えます。他のルーターは基本的にスパナが必要な場合が多いので、この機構はとても秀逸です。

・人間工学に基づいているとかいないとかで、ハンドピースがしっくりと馴染みます。浦和工業のハンドピースが超軽量なのに対し、アルゴファイルのハンドピースは重量感があります。しかし重量バランスが絶妙で、持った時や切削中に持ち重りがなく長時間使用しても疲れません。重さが良い意味で安定とホールド性を向上させており、切削中もハンドピースがブレにくくなっております。

・大変便利なフットペダル付き。ペダルを踏む毎に回転のオン・オフが容易に出来るので作業に没頭できます。ミニルーターって、削る→止めて作品確認→削る→作品確認の繰り返しなので、手でスイッチのオン・オフをする煩わしさから解放されます。敢えて贅沢を言うならオン・オフに加えて、踏み込み具合でスピード調整が出来れば100点ですね。但し、フットペダルでのスピード調整機能付きのミニルーターは6万円以上はするのでこれで十分です。

・エントリーモデルにありがちな運転時間の縛りなし。15分とか30分でわざわざ作業を中断して冷却時間を設ける必要がありません。集中力が持続する限り削り続けられます。

・浦和工業マイクログラインダーHD20Aでも紹介した正転・逆転機能搭載。スイッチひとつで好みの回転方向の切り替えできるので、作品を傷付けずに創作が出来ます。

・ミニルーターに一番求めていた低速でのトルクパワー確保が実現。

プロクソンや浦和工業HA20Aではトルク不足で止まってしまっていた記憶が、アルゴファイルでは全て払拭されてモリモリ削れます。

ワタクシ使用モデル。

とにかくパワーと精密さを両方兼ね備えている最高のミニルーターだと思います。

もっと上のモデルになれば更なるトルクアップや、フットペダルにスピード調整機能などが付加されますが、一気に価格が跳ね上がります。

ぼんた
ぼんた
これからミニルーターを導入してみようと思っている方、今所有しているミニルーターに不満を持っている方など、安物買いの銭失いを避ける選択肢として、ワタクシの激推しです。

以上、ミニルーター本体のご紹介でした。

ビットの使い分けページも別途作りましたので紹介しておきます。

ミニルータービットの違いを素人ながらに分析する小物DIYに欠かせない電動工具ミニルーター。本記事では、ミニルーターに取り付ける多種多様な先端ビットをできる限りわかりやすくイラスト・写真でご紹介します。...

釣り針製作は少年たちの憧れ。ミニルーターがあれば製作可能。

DIYで自作した釣り鈎(針)で魚をゲットしよう!【完全保存版】皆様、こんにちは! DIY解放区管理人のぼんたでございます。 本日は、釣りで使う釣り針の作り方をご紹介します。 釣り鈎(針)の...

ミニルーターを使ったタコ釣り道具、タコジグの作り方を大公開。目安100円で作れます。

タコジグを安く自作して、近所の漁港・堤防にマダコ釣りに行こう!梅雨頃から、漁港・堤防にはタコがたくさん接岸します。そんなタコを釣る道具「タコジグ」の作り方を、本記事でご紹介していきます。...