DIY解放区

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日本産マダコは大変美味!自作100円タコジグの作り方

皆様、こんにちは!
DIY解放区管理人のぼんたでございます。


前回、前々回、前々々回と、格安 or 0円釣りエサ特集をご紹介させていただきました。

前回はこちら
www.gomateishoku.com

前々回はこちら
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前々々回はこちら
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さて、ここまでは生エサに絞ってご紹介してきましたが、本日は趣向が違います。本日のテーマはこちら。

疑似餌 自作タコジグを製作、マダコを釣る。



自作タコジグ。ゴミではありません。これでタコが釣れます。




作り方紹介の前に、ワタクシがタコジグ製作に至った経緯をお話しさせて下さい。

スーパーに行くと、鮮魚コーナーには必ずといっていいほど、タコが陳列されていますよね。
皆様、このタコの産地を確認したことはありますか?

スーパーのタコは殆どがモロッコモーリタニア産。


そう、見た目は似ているのですが、よくスーパーで見かけるタコはモロッコ産やモーリタニア産が多いです。日本産マダコは中々お目にかかれません。そんなタコ事情、普段からモロッコ産を食べている人が日本産マダコを食べた時にビックリされます。モロッコ産は噛んだ時にパサパサして薄味だとすると、日本産のマダコはプリプリで旨み濃厚なのです。刺身・唐揚げ・天ぷら、どのように調理しても大変美味です。

当然、日本産マダコの値段は高く、100円回転すし等では扱えないので全てモロッコ産かモーリタニア産。たこ焼き屋のタコも、「明石産マダコ使用!」とか謳っていない限りはほとんどが外国産です。

そんな貴重な日本産マダコ、実は近海で簡単に釣れます。

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堤防から簡単に釣れるマダコ

タコっていうと、船で沖まで出て、タコ壺を引き上げて捕獲するというイメージが強いですよね。実際、ワタクシも友人をタコ釣りに誘った際に、堤防からタコが釣れるといっても信じてもらえませんでした。

そんなタコ釣りですが、夏場6月~8月は子ダコの数釣りが楽しめます。場所も漁港の堤防とかで、足元の壁や海底に張り付いております。そんなマダコ達の近くに、タコジグという釣具を投入。


左が自作品、右が市販品です。

タコジグが踊るように竿を上下にシェイクしているだけで、タコが怒ってタコジグに被さってきて釣れます。

タコの視点で観ると、「あのタコジグ、近くで騒いでいて目障りだから、覆い被さって黙らせてやろう。それっ!! うわぁ?!釣れあげられるぅ?!」こんな感じでタコが釣れます。IQ=2くらいのノリです。ワタクシが思うに、タコはタコジグを捕食対象としてではなく、鬱陶しい奴として捉えていると思います。だから、あまりタコジグには他のルアーのようなリアルな装飾が無くても普通に釣れるのです。


条件・場所にもよりますが、4時間で20匹以上釣れたことも。地元でタコ採り名人とか言われている爺さんになると、4時間50匹とか凄腕の方もおられます。

釣れたマダコ、本当に美味しかったなぁ。

今年もたくさん釣ってきてくれワンよ。日本産マダコの唐揚げ最高ワン!


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タコジグ。オモリにピンクのゴムが被せられております。

見ためは、完全に子供のおもちゃですね。この写真は今から10年程前にタコ釣りを始めた頃に撮った写真です。詳しいタコ釣りに関する内容は、また別の記事を作成した時にUPしますので完成までお待ちください。





一個400円のタコジグ。一回の釣行で必要な数は・・・


今回の記事を作った真意は、このタコジグ一個あたりの値段にあります。タコジグ一個400円です。一個1000円位するルアーに比べたらお安く見えるのですが、実はこのタコジグ、しょっちゅう根掛かりでロストします。大体1時間で2個くらい。4時間なら8個ロストする計算です。つまり、4時間で3200円は飛んでいってしまうのです。


お金ないワン!そんなにお金ないワンよ!

釣り糸を強固なものに変えたりしてロスト率は下げれるけど・・・・タコジグが高すぎるよぉ。


手っとり早く済ませるには、店舗かネット通販で揃えましょう。タコのの視認性が良いとされている赤、ピンク、白が定番です。

赤Sサイズ

ピンクSサイズ

白はLサイズ。正直、SでもMでもLでもタコが居れば何でも釣れます。九州の知人は、御影石をタコに抱かせて釣っていたそうです。

高いなら 作ってしまおう タコジグを


結構から言います。タコジグは自分で作れば一個100円で作れます。見た目はかなり頼りない自作タコジグですが、市販の500円タコジグと全く釣果に遜色ありません。大阪湾、若狭湾で幾多のフィールドテストを重ねてきたワタクシが断言します。

さて、作るのには電動工具と材料が必要です。
全く工具を持っていないという方、気にやむ必要はありません。ワタクシも工作始めた頃はハサミとセロテープしか持っていませんでしたから。

集められるものを、予算の許す範囲で徐々に集めていけばいいと思います。
基本的にネット通販(主にアマゾン)が安いですが、たまに実店舗の3倍くらいの値段の時があります。送料と入手困難性など考えながら検討しましょう。

用意する材料


・ステンレスバネ線

規格は、太さ1.2mm 長さ50cm×20本 500円位
インターネット通販や、ハンドメイドコーナーのある大型釣具店で手に入ります。注意点として「ステンレス バネ線」というキーワードが入っていることをご確認下さい。また、ホームセンターでの購入はお勧めしません。ホームセンターに売ってるのは、針金です。弾性が弱く、曲げたらグニュとなるので不可です。

似たようなステンレス針金にご注意ください。針が曲がったらバネのように戻らず、曲がりっぱなしの針金が多いです。詳しくは以下の釣り針製作の記事をご参照。
www.gomateishoku.com

太さは1.2mmが加工・強度でベスト。これ以上太くても加工が難しいし、細くても強度が保てません。


こちらの製品はまさにワタクシが使っている製品です。ちゃんとバネ線としての機能を果たしてくれるので、イチオシ。


・吊鐘型オモリ 8〜12号
オモリの号数はお好みでどうぞ。6号とかだと軽すぎて、逆に扱いにくいです。形状は吊鐘型が扱いやすいです。

アマゾン、この吊鐘タイプがとても高いです。実店舗なら10号オモリ3個入りで200円位です。実店舗で買いましょう。


・カラー風船
ダイソーにて購入。色は何でもいいのですが、白・ピンク・赤の詰め合わせがベストですね。無ければ青とか黄色とかでも大丈夫です。


用意する工具


・少し大きめのペンチ
・ミニルーター
・ミニルーター用ダイヤ円盤ビット
・ハサミ
・電動ドリルかインパクトドライバ
・金属用ドリル刃4mm位
・潤滑油かサラダ油
・あれば、というか必要なバイス
・ハンダごて
・ステンレス用ハンダ
・ステンレス用フラックス
・コーキング剤(建材用シリコン、バスコーク何でも可)


これらの工具、全て持っている人は既にDIY工作をある程度やっている方でしょう。今は全然わからなくても全然問題ありません。以下の記事は手書きイラストを大量に盛り込んでおりますので、読んでいただければ、工作に必要なものが少しずつ分かってくると思います。

作り方


- ステンレスバネ線を6.5cmで5本作ります。
大きめのペンチだと、1.2mmステンレスバネ線を楽に切断できます。


- 先端をミニルーターか金ヤスリで尖らせましょう。
ダイヤモンドディスクの平らな面で削ります。ディスクはネットやホームセンターでも売ってますがダイソーの工具コーナーで100円です。金ヤスリはかなりしんどいです。キンキンに尖っていなくても、タコの身は柔らかいのである程度尖れば大丈夫です。


- 分銅(吊鐘)オモリを固定、ドリルで穴あけします。
金属の穴あけは熱を持ちます。こまめにドリル刃先端を油にちょんちょんして、冷ましながら穴あけしましょう。


- ステンレスバネ線をペンチで曲げましょう。
分銅オモリをバイスにイラストの様に固定して、曲げたバネ線をセッティングします。

細かな数字を書いていますが、ズレても全く問題ありません。あくまで参考程度でどうぞ。


- ステンレス用フラックスを塗布し、ハンダ付けします。
フラックスとは、金属の被膜を溶かす酸のことです。特にステンレスは被膜が強いので、フラックスなしではハンダがくっついてくれません。



この時の最重要のコツは、分銅オモリとステンレスバネ線をハンダごてで20秒程よく熱してから、ハンダ付けをすることです。オモリは体積があるので、10秒程度ハンダごてを当てただけでは全然熱くなりません。オモリが熱くない状態でハンダを乗せても、ダマになってポトポト落ちてしまいます。

目安は、フラックスを塗る

ハンダごてをオモリとバネ線に当てる

5秒〜 フラックスが沸騰を始める

15秒〜 フラックスが蒸発し終わる

20秒〜 ハンダを、流し込む

完了。


・冷めてから、流水でよく洗いフラックスを洗い流します。
しっかりとオモリが熱されているとハンダが気持ちよく流れ込んでいきます。



写真も載せておきます。溶け込みバッチリ。


・用意した風船を、気の赴くままにカットし、分銅オモリを被せます。

よく切れるハサミでカットすると楽です。



あと少しですが、まだ完成ではありません。このまま水中で泳がせているとオモリから風船が外れてしまうので、風船とオモリを接着する必要があります。


- 風船と分銅オモリの隙間にコーキング剤を塗り込みます。
コーキングを持っていなければ、ダイソーのゴム用接着剤とかでも代用可能です。



- 完成!






暇な時にたくさん作りました。これで、いつでも気兼ねなくタコ釣りに出撃できます。最近では、もっぱら自作タコジグのみしか使用しません。




使用する工具類の案内貼っておきます。

ペンチ

楽に1.2mmステン線を切断するため、150mmタイプより175mmタイプがおすすめです。


ミニルーター

こちらは一生ものの買い物になります。一度、ワタクシのミニルーター記事お読みいただければ嬉しいです。
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ミニルーター円盤ビット
こちらは、ダイソーで買いましょう。安くて使えます。円盤ビット含めての記事はこちら。
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ハサミ
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ワタクシおすすめがハートライ工業製の「手放せないハサミ」。アマゾンのリンクがないのですが、ホームセンターで1000円位で買いました。ゴム風船を薄く細工して切るには本当に切れ味の良いハサミが必要なのですが、こちらの製品は薄いビニールからゴムなどまで正確に切断が可能です。しかも、刃先の先端まで完璧に。


電動ドリルかインパクトドライバ

マキタの10.8V小型インパクトドライバ。バッテリー1個+充電器+ケース付属のオールインワンモデル。これ1セットでDIYが手軽に始められます。軽量なので取りまわしが良く、DIYを楽しくしてくれます。ウッドデッキ製作とか屋外用の大型DIY木工でなければこれ1セットで十分事足ります。


金属用ドリル4mm

様々な径のビットが入っており、初心者の方ならこのようなセット品が良いです。単品ならダイソーの工具コーナーもあります。鉛は金属の中でも相当やわらかいので、いきなり4mmドリルでOKですが、ステンレス等の硬い金属に穴をあけるときは2.5mmとかの細いドリル径で下穴を開けてから大きい径に変えていきましょう。あとサラダ油でも何でもよいので、油を刃にちょんちょん付けてから切削すると、刃のストレスが激減し、綺麗な作品が楽に作れます。


卓上バイス

ワタクシが使っているモデルです。このまま卓上で使用すると、はんだ付けのフラックスで机周りが汚れてしまうので、大きなせんべい缶とかの中にこのバイスを入れて使用しております。そうすることで、机周りを綺麗に使えます。また、どのバイスにも言えることですがフラックス(酸)の飛び散りでバイス自体が錆びてくるので、定期的に錆び止めで拭いて、メンテナンスすると良いです。錆びてしまっても、使用上は全く問題ありません。


はんだごて

安物ですが、ワタクシはこれを長年愛用しております。選ぶ時の基準として、オモリ本体をしっかり熱する電力が必要なので40W以上を選びましょう。


ステンレス用はんだ+ステンレス用フラックスのセット

セット品がありました。このフラックスがないと、ステンレスのハンダ付けは一切できません。小ネタですが、ハンダ付けするステンレス部分をヤスリでこすって小傷をつけてからフラックスを塗ると、はんだのくっつきが段違いに良くなります。


コーキングガン

これに似たようなコーキングガンがホームセンターで200円位で売っています。ホームセンターで買いましょう。


コーキング(半透明クリア)

これも同様の製品がホームセンターでPB商品として200円位で購入可能です。このセメダインは信頼ブランド品です。色は半透明クリアにしましょう。ホワイトとか買うと爪に入りこんだ時に掃除が大変です。


コーキングガンとコーキングの組み合わせが面倒な方へ

少し値が張りますが、こちらの製品は必要な時に必要なだけサクッと使えるので便利です。ただし、ホームセンターのコーキングに比べて、かなり肉痩せします。(塗る時は普通なのに、乾燥すると目減りする)その為、2度塗りが良いでしょう。ホームセンターの半透明クリアより透明度がかなり高いので、仕上がりが美しくなります。釣果に影響はありません。


ぼんた、おまえっち本当に色んな道具試してきているワンね。

一体いくら注ぎ込んできたことやら・・・。でも、そのおかげで色々な失敗も成功もしたので、全然後悔はしてないよ。

道具は一度買ったら長年使えるしワンね。

そうそう!一気に揃えるとお金が掛かるのは事実。予算があるときに必要なだけ揃えていくよ。

その意気よ、頑張れワン。


以上でタコジグ製作のおはなしはおしまいです。
詳しいタコジグの使い方は別途タコ釣りコーナーを作りますので完成までお待ちください。





今回の記事はいかがでしたでしょうか?

DIY解放区では、皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
お気軽にコメントお寄せ下さい。
それでは~!











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