釣りネタ

車内やテントでアタリ待ち!?自作ワイヤレスアタリセンサーの作り方を公開します。

皆様、こんにちは!
DIY解放区のぼんたでございます。

読者の皆様、『アタリセンサー』という釣りアイテムをご存知でしょうか?

まめた
まめた
聞いたことあるワンね。
ぼんた
ぼんた
アタリセンサーは、待ちが基本の釣り(ウナギ釣り、鯉釣り、アオリイカヤエン釣りetc…)にむっちゃ役に立つアイテムだよ。

待ち釣りに最適なアイテム、アタリセンサー。

『アタリセンサー』は、リール付近に装着して道糸を引っ掛けて使います。

使用手順は、とても簡単。

①餌をポイントに投げ入れる。

②アタリセンサーに道糸を引っ掛ける。

③魚のアタリがあると、糸が引っぱられてセンサーが稼働。

といった流れです。アタリは、アラーム音や光で知らせてくれます。

アタリセンサーは、2タイプあります。

アタリセンサーは大きく分けて、その場で音を鳴らす『単体式』と、無線を飛ばして離れた場所でもアタリがわかる『ワイヤレス式』の2タイプがあります。

んで、今回ご紹介するのは、後者のワイヤレス式アタリセンサーの自作方法です。

 

一度でもワイヤレス式アタリセンサーの良さを体験してしまうと、もう手放せなくなるレベルです。

しかし・・・!

鯉釣り用とかの市販アタリセンサーは高いものだと 5 万円くらいします。

まめた
まめた
おほっ。高すぎて無理ワン!

どんなに便利でも、流石にアタリセンサーにいきなり数万円出費するのは勇気が要ります。

そこで、本日は無線式の玄関チャイムを改造して、アタリセンサーを自作する方法を公開していきたいと思います。

ぼんた
ぼんた
家庭用からの流用なので、釣り専用品よりお安く作れるメリットがあります。
まめた
まめた
なんか楽しみワン。

 

なお、この自作アタリセンサーは既に作ってしまった後での撮影のため、写真に矛盾が生じておりますので、ご了承下さい。大体の雰囲気をつかんでいただければと思います。

自作アタリセンサーの特徴

自作アタリセンサー。

自作品なので、市販品と比べて良い点もあれば、劣る点もあります。

いきなり作り始める前に、自作のメリット・デメリットを見ていきましょう。

では、まずはデメリットからご紹介。

自作アタリセンサーのデメリット

デメリット①  ハンダ付けが必要。

今回のアタリセンサーには、4ヶ所のハンダ付け作業(↑の赤まる印)が必要です。

とはいえ4箇所だけなので、ハンダ技術習得のためにぜひチャレンジしてみてください。

デメリット②  電波の届く距離が短いことがある。

表記の距離は、参考例です。

電波の届く距離を実際に測定テストしてみると、製品公称値よりも短いことがザラにあります。

障害物があったり、電池の具合があったり、メーカーが電波距離を盛っていたりと色々な原因が考えられますが、

「まあ、こんなもんか。」と優しく見守りましょう。

デメリット③ 防水機能がないので、雨対策が必要。

本工作は、元々防水機能が備わっている送信機に穴あけ加工をするので、当然防水機能は失われます。

これも、改造の特性上仕方がないことなので、ご了承下さい。

 

とまあ、デメリットはこんなところでしょうか。

続きまして、メリットのご紹介です。

自作アタリセンサーのメリット

メリット① 市販品より安価に作れる。

ワイヤレスタイプのアタリセンサーは、市販品だと数万円しますが、自作品なら5,000〜10,000円くらいで作ることが可能です。

参考に、ワタクシのELPA製旧機種は、親機+子機で5,500円、以降子機1台追加で+2,000円といった価格目安です。つまり、親機1台+子機3台で9,500円程度。

※新型は親機+子機で4,500円くらい。新型の方が安いとは・・(泣)

メリット② 手元でアタリが分かるので、車やテントの中で仮眠ができる。

これが最大のメリット!車やテントで寝れるのは、本当に助かります。

電波の範囲内にいる必要はありますが、それさえクリアできればまさに神アイテムです。

メリット③  周囲の釣り人にアラームで迷惑をかけない。

この、周囲の釣り人に迷惑を掛けないというのも、とても大事なことです。

というのも、ネットを中心にアラームがその場で鳴る単体式が1,000〜3,000円くらいで販売されておりますが、周囲の釣り人を大音量アラームで不快にさせてしまうという落とし穴があります。

使用者本人は意外と気づきにくいのですが、夜中に人工的な電子アラームがずっとビービー鳴り続けているのは、とても迷惑です。

せめてTPO的にも、アタリ鈴などに変更しましょう。

その点、自作のワイヤレスアタリセンサーは、自分の耳元だけで鳴らす事ができるので、そのようなトラブルを回避することができます。

メリット④ 送信機の増設ができる。

ワイヤレス玄関チャイムの機種にもよりますが、子機(送信機)を追加購入することで、アタリセンサーの竿を増設することが可能です。

この機種は、送信機4台まで増設可能。

子機の増設費用が1台あたり2,000円程度掛かりますので、予算と相談しましょう。

メリット⑤ 自慢ができる。

自作のワイヤレスアタリセンサーは、他の釣り人にさり気なく自慢できます。

もちろん自分から自慢はしませんが、自作のワイヤレスアタリセンサーを使っていると、周囲の方は必ず声掛けしてきます。

他の釣り人「えっ、そのアタリセンサーどこに売ってるの!?」

私「あ、自分で作ったんですが・・・(ドヤァ。)」

とまあ、メリットてんてこもりです。

 

まぁ、DIYの楽しさや苦労が存分に味わえるのが、この自作ワイヤレスアタリセンサーの醍醐味です。

完成すれば、釣りライフがワクワク楽しいものになるのは間違い無しなので、ぜひ一度チャレンジしていただければと思います。

アタリセンサーの自作に必要な道具

↓の写真が、アタリセンサーを自作するための道具です。

全体像

順に解説していきます。

①玄関チャイム親機(受信機)・子機(送信機)

上述しましたが、子機はお金さえ出せば4台まで増設できます。

せっかく作るのですから、親機+子機2〜3台の体制にしちゃいましょう。

②半田ごて・こてスタンド・はんだ

今回は電子基板へのはんだ付けなので、強力な半田ごてである必要はありません。身近に手に入るもので十分役目を果たします。

③被覆配線

家に余っているような細い配線でも流用可能です。5cm程の被覆線を2本用意しましょう。(余った長さはカットします。)

針金(クリップでも代用可能。)

電子基板のアラームが鳴るポイントを探すのに使います。

金属なら文房具のクリップとか何でもOKです。

インパクトドライバーかミニルーター

プラスチックや金属の穴あけ加工に必要。どちらも他の工作・DIYで幅広く役立つので、いずれ購入を検討してみて下さい。

わざわざ買うのもったいないなあっていう方は、荒技ですがハンダごてでプラスチックを溶かして穴あけする方法があります。

この方法は、プラスチックが焦げて臭いのと、カッターのバリ処理なのと、穴の径が大きくなりがちで難易度は高いです・・。

スイッチ部分の金属類

ホームセンターのM2〜M3のボルト・ワッシャー・ナットを使っております。

↑写真の金属板とバネは完全に手作りです。ボルトやナットで挟みこめるように、端っこを輪っかにしております。全体的に見た目は悪いですが、いい働きをしてくれます。

竿固定用のクリップハサミ

アタリセンサー子機を、釣り竿に固定するためのアイテムです。

色々考えた結果、この洗濯ハサミのようなクリップに、ステー板を取り付ける方法が着脱・固定力共に優れていると判断しました。

※竿に跡が残るのが嫌な方は、クリップにビニールテープを巻くなど工夫しましょう。

※リンクは、記事後半にまとめて貼っておきます。

アタリセンサーの作り方

それでは、作り方を順にみていきましょう。

親機と子機に電池を入れる。

このELPAの受信機は単三電池✕3本、送信機はボタン電池CR2032✕1個です。

まずは親機・子機に電池を入れて、ちゃんとブザーが反応するか確認しておきましょう。

まめた
まめた
この時点で反応しなければ、不良品ワン。
ぼんた
ぼんた
そういうことになる。

で、もし協力者がいれば、何mくらいまで無線電波が飛ぶのか一緒に確認しましょう。

子機の蓋を開ける。

さて、ここからは分解・改造の領域。

当然返品などは出来なくなりますので、自己責任でお願いします。

まずは、ヘラや先の細い工具を使い、子機の蓋を開封します。

既に完成した後の写真なので、配線やらボルトがありますが、お気になさらず。

次に、内部の防水パッキンをめくります。

指の爪だとめくりにくいので、マイナスドライバーなどでペロリン。

さて、子機の内部には↓のような電子基板が入っております。

なんか複雑そうに見えますが、ご安心を。

電子基板でイジるのは、真ん中の黒いスイッチ付近に2ヶ所ハンダ付けするだけです。

↑ の写真では既に配線のハンダ付けが完了しておりますが、通電する二箇所に針金が当たると、「ピンポーン!」とアラームが鳴ります。

このピンポーンと音が鳴った箇所に、配線のハンダ付けをしていけばよいのです。

配線のハンダ付け

電子基板にハンダ付けをするコツは、長時間半田ごてを当て過ぎないようにすることです。

家に余っていた黒い配線2本をハンダ付け。

さらに、逆の端にはワッシャーをハンダ付けします。

プラスチック部分の切り欠き加工

ここで、子機(送信機)のプラスチック部分にインパクトドライバーやミニルーターで穴あけをしていきます。

↑写真左二箇所の穴は、釣り竿固定の結束バンド用。(今回、使用せず)

↑写真右二箇所の穴は、配線用。ボルトが通る分の太さを開けましょう。

裏から、ワッシャーとボルトを通して・・・
表側に、金属部品を取り付けていきます。
こんなバネ系の部品を取り付けてみました。

この金属部品同士がくっつくと通電し、ピンポーン!と音が鳴る仕組みです。

竿に固定する為の工夫

ここまでの状態では、まだ竿に装着できないので少し加工します。

こんな感じでボルトを中から通して・・・
市販のクリップに金属ステーを取り付けたものを用意。

そして、ドッキングします。

このあたりの工夫は、もっといい方法があるかもしれません。一つの方法としてお考え下さい。

自作アタリセンサー、完成!

そして、竿に装着した完成形がこちら↓

ちょっと写真では見えにくくて恐縮ですが、バネの針金に糸を引っ掛けておき、糸が引っ張られると金具同士が接触・通電。

ピンポーン!

いい具合でアラームが作動するようにできました。

見た目では不安定そうに見えますが、このクリップがかなり強力なことに加え、主要部分はボルトで固定されているのでかなり強固で気に入っております。

針金の形状はフィールドテストで実釣を重ねて改良していく必要がありますが、今のところアタリはほぼ100%捉えているので、とても満足度が高いです。

接触部のどあっぷ。

尚、↑の針金のバネ形状は、がっつり手巻きです。自作感丸出しですね。

自作アタリセンサー用品

最後に、本記事の自作アタリセンサーを作るためのアイテムをご紹介します。

玄関チャイム

↓本記事で掲載しているワタクシの使用中モデル。旧型です。

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↓新型はこちら。ちょっとオシャレかな?旧型より安いです。

ELPA製の玄関チャイムは、音量調整ができる、音色が選べる、子機を4台まで増やせるなど、かなり多機能でおすすめです。

あと、ELPAは他社のワイヤレスチャイムに比べて、子機が小さいのが良いです。(もっと小さいとありがたいのですが。)

竿に取り付ける部分なので、できるだけ小さい子機であって欲しいのですが、他社の子機はごつすぎて採用する気が起きません。

増設用の子機

↓旧型用の子機

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↓新型用の子機

ハンダごて
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はんだ
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フラックス(強酸)とのセット。今回フラックスは使いませんが、手元にあればステンレス同士の難しいはんだ付け(ヤエン製作など)で役に立ちます。

ミニルーター

ミニルーターは、創作心を満たしてくれる道具です。大型工作には向きませんが、小型工作(釣り針作り・タコジグ製作・パイプ切断など)ではマストアイテムです。

 

 

本日の記事は、ここまでです。

最後までお読み頂いた皆様、次回釣行時に自作アタリセンサーを引っさげて楽しい釣りライフをお楽しみ下さい!

おまけ写真  本日の柴犬まめたと甲斐犬ごま。

眠たいワン。