皆様、こんにちは!
DIY解放区管理人のぼんたでございます。
本日は、うなぎの竿釣りページ
で取り上げていた「アタリ鈴」を、大音量の鈴に改良する方法をご紹介します。
不満 : 市販のノーマルあたり鈴は、音が小さい。
そんなお悩みも、今日でオサラバ。
アタリ鈴をちょこっと改造するだけで、離れた場所でも魚のアタリを明確に捉えることができるようになります。うなぎ釣りなど、置き竿派の方、必見です。
用意するもの
アタリ鈴の改造に用意するものは、以下の3点。
① 宝福印(ほうふくしるし)というメーカーの鈴(大)
② 市販メーカーのねじ込み式あたり鈴
③ ラジオペンチ
この中でメイン材料となる、
① 宝福印の鈴(大)は、店頭販売している釣具屋がとても少ないです。
関西で見かける大型釣具店のフィッシングマックス、フィッシングエイト、上州屋、イシグロなどには置いておらず、唯一『アングラーズ』という釣具屋だけ店舗によって置いてます。
とても良い製品なのに、入手難易度は高めなので、ネット通販がおすすめです。なお、②はどこの釣具屋でも手に入りますし、③もダイソーとか100円均一のラジペンで十分です。
レア度は高いのですが、値段は特別高いわけでもないので、見かけたら多めに買い置きしておくとよいでしょう。
ネットで揃えようか、という方は下記リンクからどうぞ。
① 宝福印の鈴
今回の必需品。他の鈴10種類以上振り比べましたが、これだけ音量が数倍違います。音色はリンリン系。
② その他メーカーのねじ込み式鈴
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↑正直、このねじ込み式鈴は、どのメーカーのものでもOKです。音色はシャリシャリ系。
③ ラジオペンチ
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ちょっと良い道具が欲しい方向け、ケイバの『ザ・ラジオペンチ』。
先っぽがしっかり掴めるしっかりした作りです。
あたり鈴自作のイメージ
まずは、全体の流れをご覧ください。
2つの鈴から部品取りをして、1つの強力な鈴を作るスタイルです。
ちょっともったいない気がしますが、不要部分はゴミとなります。
悲しいことに、宝福印はクリップタイプの鈴しか販売していません。
クリップタイプは、キャスト時にいちいち鈴の着脱が伴うので面倒クサい上に、それを怠ると鈴が吹っ飛んでいくのでおすすめできないです。
そのため、ねじ込み式の鈴とドッキングしてイイ所どりをしちゃおうっていう算段です。
あたり鈴の作り方
それでは、実際に作っていきましょう。1個あたり2分くらいで作ることができます。
ねじ込み式の土台から音の小さい鈴を外します。
ねじ込み式の鈴は、ググーッと引っ張るだけでスポンと外すことができます。
外した鈴は音が小さいのでゴミになるのですが、釣り以外の用途に使ってもいいかもしれません。
宝福印の鈴を、ラジオペンチで分解します。
宝福印の鈴は、クリップから丁寧に取り出す必要があるので、素手ではなくラジオペンチで取り出します。
宝福印鈴のバネ部分を加工
取り出した宝福印の鈴ですが、そのままでは穴が小さいため、ねじ込み式のねじにハメることができません。
そのため、バネの1〜3周をラジオペンチで少し大きく広げてやります。
バネの先っぽをラジオペンチで掴んで拡張すると、↓ のような具合になります。
ドッキングして完成!
ここまでくれば、あとは簡単です。
広げたバネの先っぽをねじのに引っ掛けて回していきましょう。時計回りに装着します。
最初の引っ掛かりさえネジ山にハマれば、あとはスムーズにネジ山に収まっていきます。
そして奥までねじ込んでいけば・・
完成です!
見た目は、Before と After でほとんど変化がありませんが音量・音質共に劇的な変化を遂げておております。
この鈴を使えば、待ち時間の長い釣り大活躍間違いなし。
音が大きいので、竿の第3〜4関節に装着しても、鈴の音が十分聴こえます。
以上、本日は市販の純正鈴を大音量鈴にグレードアップする宝福印鈴のご紹介でした。
様々なジャンルの釣りに使えますので、ぜひご活用ください。
購入の際は、下記のAmazonリンクをどうぞ。
宝福印鈴(大)
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ラジオペンチ
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動画も作成しましたので、ぜひご覧ください。