釣りネタ

ヤエン釣りで、海の人気ターゲットアオリイカを釣る。アジの泳がせからヤエン投入・取り込みまでをストーリーにしました。

皆様こんにちは!
DIY 解放区のぼんたでございます。

本記事より、いよいよヤエン釣り本編です。

ここに至るまでにアオリイカの概要から始まり、活きアジ確保など長文お付き合いありがとうございます。

もう一回見たい、このページから訪問したよという方は、過去記事をご覧になってくださいまし。

人生で、一度はアオリイカ釣りを経験しよう! 釣って楽しい、食べて美味しいアオリイカ。 スーパーや魚屋にも売っておりますよね。 アオリイカは、イカ中でも最高級に位...
アオリイカ専用釣具、ヤエンとエギの違い・特徴を比較する。皆様、こんにちは! DIY解放区のぼんたでございます。 前回は、アオリイカを釣ってみませんかという導入記事を書かせていただき...
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ヤエン釣り。活きアジを確保せよ!後編皆様、こんにちは! DIY解放区のぼんたでございます。 前編にて、ヤエン概要と活きアジの確保(釣り具店)を紹介しました。 ...

ヤエン釣りのタックルを用意しよう

巷では、難しそうって思われがちなヤエン釣り。

意外にも仕掛けはとってもシンプルです。

小学生でも作れます。

仕掛け:道糸と菅付針の直結のみ。

サルカン・オモリ・ウキ・ハリスなど一切なしの超シンプルな仕掛けです。

ヤエン釣りの場合、道糸と菅付き針の間に障害物があってはダメなんです。

結び目一つでもあるとヤエンが途中で止まってしまいます。

安物ナイロン糸でも結構ですので、必ず続きもののラインを用意しましょう。

ヤエン物語

ぼんた
ぼんた
ここからは物語風に仕上げましたので、お付き合い下さい。

第1章 いつもの釣り場へ

金曜日の夜、仕事を終えて少し仮眠してから福井県越前へ向けて車を走らせる。

道中、アジが居付きの常夜灯スポットに立ち寄り、サビキ釣りでアジ40匹ほどの確保を済ませる。ブクブクもセットし、あとは釣り場に向かうだけだ。

 

夏の暑さも落ち着き、稲穂の香りも感じられる9月下旬、ぼんたは夜も明けぬ内にお気に入りの地磯に降り立った。

「おっ、今日は一番乗りか?」

 

そう、ここは福井県越前のとある地磯。

潮通しもよいこの場所は、アオリイカの魚影も濃い隠れた穴場スポットだ。

10年前から通い込み、知った顔ぶれも多い。

第2章 ヤエンを始めるまでの準備

釣り具一式に加え、海水の入ったアジバケツを抱えながら地磯に降り立つのは重労働だ。

安全コースを通り、ヒーコラヒーコラ言いながら釣り場に降り立つ。

道具の準備をしていると、別の釣り人達が少し離れたスペースに降り立った。

普段見ない顔ぶれであるが、これも一期一会。

お互い挨拶を交わしておく。

活きアジの入手・メンテナンス

ぼんたはアジバケツの上部に溜まったアクを取り除く。

アジ釣りから時間が経っており、アジバケツの海水が汚れてきた為だ。

真っ暗闇の時間、活きアジはとても貴重な存在。

バッカンで綺麗な海水を汲み、アジバケツに優しく流し込む。

ぼんた
ぼんた
よしよし。

朝マズメになれば、アジが釣れるのは分かっている。

但し、それでは少し遅いのでアジ釣りは夜のうちに済ましておくのがよい。

アジが釣れだす朝マズメは、アオリイカのアタリが頻発する時でもある。

 

活アジを自由に泳がせるヤエン釣りは、1人で竿2本までが好ましい。

欲張って竿3本とか出すと、糸が絡まったり、隣の釣り人に迷惑を掛けるので注意したい。

そこにサビキ竿も追加となると、ライントラブルの確率は当然増える。

 

アジのゼイゴ下に管付き針を刺し込み、大海原に向かってアジを放り込む。

2セットのセッティングが終わると、持参した携帯用の椅子に腰を落とした。

「ふぅ。とりあえずこれで一段落だな…。」

ヘッドライトは生命線

時間にして朝4時。まだ辺りは暗真っ暗な中、ヘッドライトは必需品だ。

万が一に備えて、予備ライトも必ず持ってきている。

随分昔になるが、ヘッドライトが不意に頭から外れて、真っ暗な海の中に落としてしまったことがある。

こうなると、真っ暗闇の中を歩くことは恐怖以外なにものでもない。

それ以来、どんな時にもヘッドライトの予備は傾向するクセが付いていた。

虫よけがないと釣りにならない

虫除けも必須だ。暗い内は意外と刺されないが、薄明るくなってくると、500匹からの蚊が強襲してくるのである。

一体何処から沸いてきたのか。

スプレータイプはおもいっきりむせるので、霧吹きタイプを愛用している。

これで蚊も怖くない。

第2章 突如、突如始まるアオリイカとのバトル

アジ投入から5分、いきなりリールのドラグがジィイイイイーーー!!と鳴り出した。

活アジの引きではない。アオリイカだ!!

 

アオリイカを狙う場合、活アジを警戒心なく抱いてもらう為ドラグは全開に緩めている。

ドラグを締めたままだと、アオリイカが活きアジを抱いた時に罠と気付き、アジを離して逃げてしまうためだ。

また、ヤエン釣りのリールはリアドラグリールに限る。

重量があるのでルアー釣りには向かないが、ドラグの調整が手元で瞬時に行えるので、アジに抱きついていつでも逃げられる状況のアオリイカを騙すにはもってこいなのだ。

ジィイイイイ!ジィーーーーー!ジィ、ジ……………。

「アオリイカがアジを抱いて20m程沖に行って、停まったぞ。アジを食べ始めたところか。少し待とう。

第3章 釣り人とアオリイカの化かし合い

それから2分。

「あのアオリイカの引きだ。きっと胴体がUCCカフェオレロング缶くらいの中型だろう。そろそろアジの頭を落とされたころか。縦に抱き変えて、夢中に内臓を食べているだろう。よし、少し寄せるか。」

この時点でイカに針は一切刺さっていない。

ただアジに抱きついているだけの綱引状態。

 

ぼんた
ぼんた
アジの尻尾付近の管付き針がアオリイカに刺さる確率は、ほぼ0%です。アオリイカは、ヤエン投入して初めて釣りが始まります。

ぼんたはドラグの鳴った竿を持ち、ドラグを少し締める。

ここから騙し騙しでアオリイカをこちらに寄せるのである。

ドラグが緩すぎてもリールが巻けなくてダメだし、締めすぎてもイカに突然走られたら勘付かれるのでダメ。

そこで丁度いいドラグの締め具合にするのだ。

 

イカを寄せる時は、竿の弾力を利用してジワリジワリ寄せる。

これもまた絶妙で、大型イカだと食事スピードも早く、ノロノロ寄せている間に尻尾のみになっていることもあり大変だ。

時に優しく、時に大胆にイカを寄せる。

この辺りは、経験からくる勘とイカの機嫌次第でもある。

ぼんた
ぼんた
竿の弾力で寄せて、少しずつリールを巻きます。

初心者は、この「寄せの最中にイカが逃げるんじゃないだろうか」と恐れ、早々にヤエンを投入してしまうケースが多い。

それは絶対NGだ。

第4章 ヤエン投入前に、アオリイカを寄せる意味

実はアオリイカの寄せにはいくつも重要な意味がある。

ベストな距離は10~20m

ヤエン投入には最適な距離がある。

おおよそ、10~20mが滑るスピード、釣り人からの視認性含めてちょうどよい。

アオリイカが40m以上沖にいると、道糸の角度がなだらか過ぎてヤエンが滑っていかない。

海藻絡みの防止

アオリイカを寄せると、海底から海面近くまで浮かせることができる。

これにより、海底付近の海藻を避けてヤエンを投入できるので、ヤエンのロストを減らすことができる。

イカに綱引きに慣れてもらう

アオリイカは、全く寄せずにヤエン投入すると、少しの異変に気付かれ逃げられやすい。

逆に、あえて負荷を掛け続けて寄せることで、「なんか引っ張られているけど、アジを離したくない!」という興奮状態にして、ヤエンに警戒されにくいメリットがある。

ぼんた
ぼんた
ヤエン投入は、遠すぎても近すぎてもだめです。10~20mを目安に寄せましょう。

第5章 ついに、ヤエン投入

竿を立てた時の竿先と海に走るナイロン糸の角度が30度くらいになった。

最初はアオリイカとの距離も最大40m離れていたが、寄せた甲斐あって15m程だ。

糸の角度も30度くらい。ベストな位置まで寄せることができた。

「そろそろ、ヤエン投入だ。」

ケースからヤエンを取り出し、道糸にセッティング。

「クリップの取付けOK。変な取り付け方してないな、滑りもOK。…よし、行け!」

手元からソフトに放たれたヤエンは、安定した滑りでスゥーーーーっと海面に向かっていく。

ぼんた
ぼんた
ヤエンはソフトに投入が鉄則。空中でブレると、道糸に絡まってしまいます。

海中に入ったヤエンは、空中の時よりも進みが鈍くなる。

ぼんたは15m先にいるイカの食事中風景やヤエンの進み具合を肌で感じていた。

海中に入り始めて10秒。そろそろイカに近づいた頃だ。

予想では、残り5〜10秒でイカに届くはず。

ここでイカにヤエンが到達する前にドラグをガチガチに締める。

しっかりアワセを入れる為だ。

第6章 ヤエン到達、ゆっくり大きく合わせる

ヤエンが海中に入ってから15秒。

竿を少し寝かせて、大きく横にアワセを入れた。正直言ってアワセは入れなくても勝手にイカにヤエンが刺さる時もしょっちゅうあるのだが、積極的なアワセは、ゲン担ぎ的なものになっている。

ヤエンが掛かってからもアオリイカをバラしてしまうことは多い。

特に手元まで寄せてタモ網に入れる直前でのバラシはしょっちゅうだ。

そんな時、「もっとちゃんとアワセを入れていたら……。」と後悔したくないのである。

第7章 イカのジェット噴射

大きなアワセの直後、アオリイカのジェット噴射による抵抗が始まる。

小型イカならギュンギュンギュン!大型イカならグイーングイーングイーン!

魚とはまた違った独特の引きで、とても心地良い。

アワセ成功後は、ドラグを少しだけ緩めておく。

アオリイカのジェット噴射で身切れするのを防ぐ為だ。

逃げる途中、アオリイカはイカ墨を海中に吐きまくっているが、近くまで寄せる頃にはイカ墨も少なくなり、ブシュブシュと海水を吐いているだけだ。

それをタモ網の枠内まで寄せて、そっと掬えばイカゲット確定だ。

あと少し、あと20cmでタモ枠の中だ。

第8章 新たな使徒、到来

と、その時!!

もう1本の竿に装着しているリールからジャゴアアァァァア!!とけたたましいドラグ音が鳴り響く。

「クッ!!こんな時に!」

音が鳴り止んだと思ったが、ジィーー!ジィーーーー!!と、どんどん糸を出して行く。

ヤエン用三脚は安定しているので竿の落下の心配はないのだが、鳴り止まないドラグ音があまりに心配だ。

「マズい!これ以上走らせるわけには行かない!」

滴る汗、震える指先。

一瞬の迷いを押し殺して、ぼんたは一つの決断を下す。

「いや、今は目の前の敵に集中するべきだ。」

昔からよく言うではないか、2頭追うものは一兎も得ず。

ということで、仕上げ間近のアオリイカの回収に集中する。

「タモ網をアオリイカに持っていくのではなく、アオリイカをタモ網に誘導するんだ。」

ついに、アオリイカ1杯目をタモ網に納めることに成功した。

ぼんた
ぼんた
やった……..!!!

感動もそこそこに、直ちにバトル中の2本目竿に持ち替える。

「随分糸が出たし、もう寄せてしまおう。」

竿を寝かせ気味に持ち、グーっと引き寄せる体制に入る。

ドラグも結構締めている。しかし、その時大きな違和感を感じる。

「あれ?おかしいな。寄らないぞ……というか…….底に潜られて、根掛かりか?」

この周辺は、海藻はないはず。

あるのはゴツゴツとした岩場の海底だけだ。

第9章 アジの泳がせ釣り、嬉しい外道

「………..ま、まさか!?」と思った矢先。

ギュンギュンギュン! ジ、ジィーーー!!!

結構締めた筈のドラグが、根負けして音を立て始める。

「この竿の引きは、イカじゃない。ドラグを締めているのにアジを離さずに引っ張り続けるということは……魚か!?」

ぼんたはドラグの微調整をし、獲物を海面に浮かせる為に竿先を天に向けた。

竿の弾力を活かし格闘すること30秒。

ついに海面に姿を現したのは、巨大アコウ(キジハタ)だった。

あの高級魚クエと同じハタ系のアコウは、超嬉しい外道だ。

慎重にタモ網にお引き寄せ、ランディングに成功。

「で、でかい!」

計測すると43cm。このサイズになると体高もあり、身肉もたっぷりだ。

お造りにすると、最高だ。伊勢海老のプリプリさと鯛の旨味を掛けたような刺身になる。

「今夜は、最高の晩酌になるな」

最終章 安全運転で家に帰る

道具の後片付けが済み、海岸に目をやると涼やかな風が大海原に向けて吹き抜けていった。

秋アオリイカのヤエンシーズンは、まだ始まったばかりだ。

ーーーーーーー終了ーーーーーーーー

はい、おしまいです。

若干ストーリーを美化しておりますが、大体こんな感じでアオリイカ釣りに行っております。

実際は、慌ててヤエンを道糸に絡ませたりとか、タモ網忘れたりとか色々ありますが、大体なんとかなります。

次回、ヤエン釣りで必要な道具一式の記事を作成します。

作成次第、UPさせていただきますのでしばらくお待ちください。

 

※記事作成出来ました。

ヤエン釣りの持ち物チェック。当ブログ管理人の釣行アイテム・装備を大公開!皆様、こんにちは! DIY解放区管理人のぼんたでございます。 ヤエン釣り編も複数に渡り展開しておりますが、今回は持ち物総集編...

※ついでに自作LED投光器(集魚灯)の記事も作りました。

LED投光器(集魚灯)をDIY自作すると、アジ・メバル・タチウオの夜釣りが楽しくなる話皆様こんにちは! DIY解放区管理人のぼんたでございます。 先日、ヤエン釣りの活きアジ確保編でLED投光器(集魚灯)...

ヤエン釣りで紹介したグッズのご紹介

最後に、本記事中で説明していたヤエン釣りのグッズ紹介をさせていただきます。

 

ヤエン釣り専用ライン

1.5~2.0号が適当。ヤエンの滑り重視で設計されております。

短いラインの継ぎ足しは厳禁。最低50mは必須です。

LEDヘッドライト

400ルーメンで十分な明るさです。

非接触センサー付で、スイッチに触れなくてもON・OFFができるので、快適な釣りが楽しめます。

霧吹きタイプの虫よけ

夜釣りで虫よけは必需品です。

200mlの大容量なので、たっぷり使えて長持ちです。

虫除けスプレーの種類は、こちらのドバミミズ編記事で表を作りました。

リアドラグリール

シマノの定番リアドラグリール アオリスタ

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SHIMANO(シマノ)
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シマノのアオリスタは、リアドラグの調整機構にクイックレバーを搭載しており、急なイカの引きにも楽に対応できる優れもの。

高価な軽量モデル(CI4素材)もあるが、ヤエン釣りは置き竿スタイルなので、あまり軽量化のメリットがありません。

ヤエン
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ヤマシタ(YAMASHITA)
¥982
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秋イカ対応サイズはS~M。

シンプルで、ライントラブルがとても少ないヤマシタのヤエン。

ヤエンは買わずに、DIYで作ってみたいなーって方はこちらをどうぞ。

ヤエン専用設計の三脚(ダイワ製)
竿先をアジが泳ぐ下に向けて置き竿ができるので、一番警戒心の強い初回の走り出しをスムーズ
に糸出しできる。2本同時に設置可能。
ダイワの玉網セット
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ダイワ(DAIWA)
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柄とネットのセット。

柄が4.5~6.0mまで対応できるので幅広い堤防・磯で対応可能。

低い堤防なら3.0mで足りますが、普通の堤防や磯では長さが足りません。

海で使う玉網は、4.5m以上を標準と覚えておきましょう。