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自宅で美味しい焼肉を食べたい!カセットガス式グリル焼き肉コンロ 岩谷『やきまる』のご紹介

皆様、こんにちは!
DIY解放区のぼんたでございます。

本日は、岩谷産業から発売されている焼肉グリル『やきまる』というキッチン調理器具についてご紹介します。

通常のフライパンや、ホットプレートでお肉を焼くよりもワンランク上の美味しさに焼けるので、ぜひおすすめしたい調理器具です。

岩谷 焼肉グリル「やきまる」の購入経緯

この岩谷(Iwatani)から販売されている『やきまる』という商品。Amazonの口コミレビューの評価も高く、累計30万台も売れています。

ワタクシも、これまでホームセンター・家電量販店・ドンキホーテと様々なところで販売されているのを見てきました。なんならイオンとかにも売っているので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

実売価格は、色々な販売店を見たところ大体5000~6500円(税込み)が相場です。(参考:Amazonで5000~5500円程度。)

今までは「高いなー。」とか「ホットプレートあるから要らないなー。」とか「でも、美味しそうだから欲しいなー。」とか葛藤を繰り返して買わずじまいでしたが、先日購入に至りました。

まめた
まめた
なんでこんな焼肉グリル買ったワンか?
ぼんた
ぼんた
実は・・むっちゃいいお肉が手に入ったんだよ。
じゃん。極上お肉。

ひょんなことから、知人から極上のお肉を贈呈していただくことになり、急遽「この生涯出会ったことのない極上お肉をいかにして美味しく食べるか」という選択肢を迫られました。

「ホットプレートでは役不足。」「ぶ厚い鉄板もあるけど、焼肉の脂が溜まり過ぎる。」など検討に検討を重ねた結果、「あの鉄板にスリットが入っている焼肉グリルを買おう!」という結論に至りました。

炭火焼きという選択肢もあったのですが、もう季節がら屋外は寒いので「除外」しました。

ご参考に:岩谷の『やきまる』 と『炉端大将』の違いについて

ちょっと脱線しますが、このやきまるを買う以前に同じ岩谷産業から発売されている『炉端大将』という製品を購入した経緯があります。それも同じくらいの価格帯で、6000円くらいだったと思います。(※最新型の炉端大将は、→ 炉ばた焼き器 炙りや という名称にマイナーモデルチェンジしております。)

『やきまる』同様に、『炉端大将』もホームセンターや量販店でよく見かけるので、「どっちを買おうか・・」と迷って比較した方もおられるのではないでしょうか。

『炉端大将』は、自宅で煙を抑えながら網焼きができるという謳い文句。それに誘われて購入してみたのですが、「火力が弱すぎる上に、焼ける有効面積が少ない」という弱点に気付き、家族からブーイングの嵐でした。

その点、『やきまる』はグリル全面が焼ける有効面積なので、多くの食材を同時に焼くことができました。また、スピードについても合格です。(初回使い方間違えたので、その辺りは記事中で紹介します。)

これだけ聞くと、『炉端大将』がダメダメな製品に思えてしまいますが、そうではありません。『炉端大将』は、独身者の方がビール片手にゆっくり焼いてちびちび楽しむ用途の商品です。対して『やきまる』は、家族でワイワイ楽しむ用途の商品です。どちらもホットプレートよりも格段に美味しい仕上がりになるのは共通です。

用途に応じて使い分けしましょう。
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焼肉グリル『やきまる』最大の特徴 → スモークレス。

普通のカセットコンロよりお値段が張るにも関わらず、この『やきまる』がどこでも販売されるほど大人気な理由は、「調理時の煙発生が少ない」という点にあります。

煙が完全に無煙ゼロになる訳ではありませんが、ほぼほぼ抑えることに成功しております。イワタニの煙抑制技術が詰まっております。

つまり・・・キャンプなどのアウトドアはもちろん、家焼き肉を心置きなくできる!ということ。昨今の住宅事情に適した商品ですね。

各々の環境にもよりますが、マンションやアパートのベランダで使用している方もおられるのではないでしょうか?

但し、煙が少ないとはいえ焼肉の匂いは漂うので、洋服などはちゃんと収納しておきましょう。このあたりは通常の家焼き肉同等の心構えをしておけば間違いありません。

まめた
まめた
けむりの抑制って具体的にどんな構造ワンか?
ぼんた
ぼんた
↓にイラスト描いたから見てみて。

↑グリルプレートのスリット(切れ目)に誘導するガイド溝があり、さらに外周にこぼれた脂も全て下の受け皿に流れる構造です。うーん、『やきまる』って、すごい!

では、本題に戻って『やきまる』を実際に使ってみましょう。

『やきまる』。いざ、開封。

↑のイラストを見ても分かるように、熱源はカセットボンベを使用します。

カセットボンベ入りならば、購入してすぐに使えるし、ラッキー!と思って開封してみると・・

入っておりません、カセットボンベ。いわゆる「別売り」というやつですね。ぐっ!

付属品としては、やきまるコンロ本体、グリルプレート、受け皿、プレート用トング、説明書という構成です。

で、岩谷製品なのでお決まりですが「イワタニカセットガスをご利用ください。」の文言。

我が家には純正品がないので、汎用カセットコンロを使用します。だって、岩谷の純正カセットガス、3本で500円くらいして高いんですもん。

↑炎を付けるとこんな感じ。 むむっ。普通のカセットコンロに比べると、明らかに炎が小さいです。だ、大丈夫か?

汁受け皿の上にグリルプレートを乗せる際は、以下のような専用トングをプレートのスリットに引っ掛けて使います。アツアツのグリルプレートも安全に着脱できます。

グリルプレートを乗せてしまうと、上からは炎が見えませんが・・

ちゃんと横にのぞき窓があるので、点火具合が確認できて安心です。

脂をグリルに塗ってから、いよいよ食材の投入です。うまそう~!

何枚かスタート用のお肉を乗せていきます。

ワクワク。ワクワク。焼肉はこの時間がたまりませんね。

ジュ・・ジュ・・・ジュジュ・・・

ん?

ここでアクシデント発生・・・。

「火力・・・弱くない??」

火力のつまみを確認してみましたが、火力は最大MAXです。

この『やきまる』、どう見てもお肉の焼けるスピードが遅いのです。効果音も、「ジュ・・ジュ・・ジュジュ・・」というすごい控えめなサウンド。

ぼんた
ぼんた
嘘だろ、まじか!

この時点で『炉端大将』の焼けるの遅い現象がフラッシュバックします。

家族から「焼けるの遅い!ブーブー。」とブーイングが始まる中、火力を確認するために、トングでグリルプレートを持ち上げます。すると、炎が小~中くらいの大きさ。製品外箱を見ても、燃焼カロリーとかは書いてありません。

しまったなぁ、変なの買っちゃったかなぁ。

そう思って、油受け皿をよくみると・・・

油受け皿に「水を入れて」との文字が。

ふむ。水を入れ忘れているようですね。でもこれが原因なのかなぁ?

水、投入。

外箱に230ccの水を入れて下さいと書いてあったので、おおよその水を油受け皿に注ぎ、再度調理を開始してみます。すると・・・

ジュー!ジュー!ジュー!

見違えたかのようによく焼けるようになりました。

ガスの火力が大きくなったわけではなく、グリルプレート内の熱が均一に伝わるようになったことが原因のようです。良かった!良かった!

こうなると、家族は大喜び。どんどん食材を焼いてむさぼり始めます。

肉とポン酢を絡めてからの~
ご飯バウンド・・!

あぁ、もう最高です。本当に幸せな気持ちになります。

今回は、人生史上最高の肉というポテンシャルがありますが、グリル皿のおかげで余分な脂が抜けてギトギトさがありません。

お肉だけでなく、アスパラやホタテもバッチリ。ホットプレート調理とは格別の味わいになります。うわ・・ジャガイモも用意しておけば良かった・・。間違いなく美味しいだろうなあ。

ホタテにチューブバターを少量。まめたが背後から狙ってます。
そこに醤油をポタポタ垂らすと・・・
バター醤油ホタテの完成!うんまー!!べちゃべちゃ感が全然ありません。

こうなると、次回は是非ともホルモンで部屋焼き肉したくなるもの。他にもハンバーグやつくね焼きでも作ってみようかな・・・。様々なレシピの夢が広がります。

『やきまる』 お手入れ・洗い方について

おいしい食事を堪能したあとは、後片付けです。

調理による油はね具合について

粒レベルですが、横方向へ普通に20~30cmは油はねがあります。グリルプレートだから油はねがなくなるわけでもなく、ほぼフライパンやホットプレートと同様です。

器具の脂汚れについて

グリルプレートを外してみると、内部の脂はちゃんと油受け皿に収まっており、本体のバーナー付近はピカピカです。これはありがたい!長く使用することができますね。

外装は油はねをモロに食らっておりますが、濡れ布きんやティッシュで綺麗になります。

使用後の外装。ティッシュで綺麗に拭き取れます。

グリルプレート・受け皿の汚れについて

洗い方は、至って簡単です。

洗剤付きスポンジで軽くゴシゴシ。フッ素コートなので、すぐに綺麗になります。

ウラ面は直火が当たる部分なので、フッ素コーディングがありません。使用一回目にして、結構汚れます。この面は使用を重ねていくうちに汚れがとれにくくなるんじゃないかなと思います。

まだ新しいので、すぐキレイになります。

油受け皿。結構な脂が浮いております。今日美味しく食べれたのは、余分な脂がこの皿に落ちているのも大きなポイントですね。

全部キレイに洗って元通り。またジャンジャン使っていきたいなと思う調理器具です。

その他の機能など

カセットガス加熱防止機能

連続使用などでカセットガスが熱くなった時は、ボンベがポコンと外れてガスの放出を停止する機能が搭載されております。

さすがガス器具メーカーの大手の岩谷さん。安全性能がしっかりしてます。

替えプレート・受け皿のオプション

累計30万台も売れているというこの『やきまる』。業務用で頻繁に使用されている場合もあるので、替え網などもしっかり販売されております。

替えプレート

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替え受け皿

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もうちょっと安いと嬉しいのですが、頻繁に使うならアリですね。

まとめ

カセットガス式のグリル焼き肉コンロ『やきまる』の記事、いかがでしたでしょうか?

初回、水を入れ忘れて火力が弱いというアクシデントがありましたが、怪我の功名で新たな発見となりました。

冬は寒くて自宅使用する予定ですが、春〜秋は屋外の河原に持っていって、アウトドアBBQでもしてみようと思います。

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1人でしっぽり網焼き派の人は、『炉ばた焼き器炙りや(旧:炉端大将)』

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で、ここまで記事読んだけど、「うち、普通のカセットコンロが家にあるあるしなー」っていう方向けに、上だけポン置きタイプの焼き肉グリルプレートもあります。

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ちゃんと汁受け皿とのセット品なので、煙をほとんど出さずに美味しい焼肉ができるみたいですね。価格も控えめなので、お安くスタートできるのは嬉しい限り。

この上だけポン置きタイプは、類似品もたくさん販売されてます。お持ちのカセットコンロの五徳サイズに合ったものをご検討下さい。

本日の記事はここまでです。

また別の記事でお会いしましょう!