DIYネタ

自作燻製器の作り方!市販品よりたくさん作れて温度調整もできます。

皆様、こんにちは!
DIY解放区のぼんたでございます。

先日、燻製食品の作り方をご紹介させていただきました。

ぼんた
ぼんた
自作燻製品は、作って楽しい・食べて美味しい・安く作れるといい事づくめです。

※ただし、煙対策だけは注意しましょう。
お隣さんが洗濯物干しているときは、匂い移りしてしまいます。

時間帯的には夜がおすすめ。

そこで、本日は先日ご紹介できなかった自作燻製器の作り方をご紹介します。

自作燻製器と侮るなかれ!市販燻製機を遥かに凌ぐスペックです。

何でも手に入るこのご時世、燻製器はAmazonや楽天でも販売されております。

↓こんなの。ちょこっと燻製を作るならこれでも十分です。

段ボール製や金属製など様々な素材の燻製器がありますが、肝心なものが足りません。

まめた
まめた
何が足りないワンか?
ぼんた
ぼんた
温度調整機能だよ。

燻製は、温度調整・管理がとても重要です。

木材のチップから煙を出すには適度な加熱が必要なのですが、ガスコンロを使う燻製器だとこの調整がとても難しいのです。

加熱が弱いと失火してしまい、逆に強くても燻製器内の温度が高くなりすぎて、チーズなどをデロデロに溶かしてしまいます。

温度確認で燻製中の蓋を何度も開けるのは、煙を逃がすことになるのでおすすめできません。

温度調整で失敗した例。 チーズがデロデロです。

そこでおすすめしたいのが、温度を調整するアイテムの導入です。


電気コンロとデジタル温度コントロールの組み合わせで燻製ライフが劇的に向上!

電気コンロ デジタル温度コントロール
1500~2500円前後 2500~3000円前後

電気コンロの役割

電気コンロは、火を使わないので狭い燻製器の中に入れることができます。

市販されている多くの電気コンロは、弱・強の2段階火力でとてもシンプル。

デジタル温度コントロールの役割

燻製器に温度調整は必須です。

このデジタル温度コントロールは、ボタンをポチポチ押すだけで最低~最高温度を設定することができます。

上述の電気コンロとの相性は抜群。

例えば最低50℃~最高55℃に設定すれば、
センサー部分がその温度の範囲以外になると自動で電源がON・OFF。

常に50~55℃をキープしてくれるのです。

まめた
まめた
これ、チョー凄いワンね!
ぼんた
ぼんた
逆にこれがないと、美味い燻製作る自信ない。

では、いよいよ燻製器の自作に必要な材料を金額含めて全部紹介します。

ぼんた
ぼんた
今回知人から燻製器製作を依頼されたので、組み立て詳細などブログでご紹介させていただきます。

燻製器自作に必要な材料

まめた
まめた
まずは、ホームセンターで入手するものを紹介するワン。

コンパネ板 幅900mm×長さ1800mm×厚み12mm 1枚


耐久性の高い合板、コンパネ。

どこのホームセンターでも取り扱いされてます。
税抜き1480~1580円前後が相場。

コンパネについては、後述しております。

ボルトとナット M6 50mm 2箱


金網を乗せる棚の役割として、ボルト+ナットを使います。

今回は、長さ50mmのM6六角ボルトセットを2箱買いました。

ビス① 太さ3.1㎜ × 長さ25mm 1箱


コンパネ同士の結合に使うビスは、細めの太さ3.1mmをチョイス。

細いビスは、コンパネの端面をビス打ちするのに適しています。

長さは20〜25mmのものを選びましょう。

ビス② 太さ2.7㎜ × 長さ13mm 1箱


ビスは、先に述べた長さ25mmに加えて、長さ13mmの短ビスも用意しておきましょう。

扉用部品など、細かいパーツの取り付けに使用します。

扉パッチン 小型タイプ 1個 (予算があれば2個)


燻製器の扉をギュッと閉める為に使います。
パッチンを使うことで煙の必要以上の漏洩を減らすことが可能。

この扉パッチンは100均に販売されておりません。

一番小さくて安いもの(280円位)をホームセンターで購入しましょう。

ワタクシはケチって1個しか買いませんでしたが、2個買えば扉の密閉度はさらに向上します。

まめた
まめた
次に、100均で入手できるものを紹介するワン。

安く済ませられるものは、ダイソーやセリアで揃えると経済的ですね。

ステンレスボウル 小


どこの100均でも売っていますね。
サイズは小で十分です。

金網27×27cm


この27×27cm金網、ダイソーでの取扱店舗が減ってきました。

セリアやローカルな100均の方が入手しやすい場合があります。

5枚くらい買っておきましょう。

ぼんた
ぼんた
ホームセンターの金網は丈夫ですが1枚500円以上するので、100均がおすすめです。

丁番(蝶番)


丁番(チョウツガイ)と呼びます。職人さんはチョウバンと呼んだりしてます。

漢字も丁番・蝶番と統一性がなく表記されることが多いですが、ドアを作るときに欠かせない部品です。

燻製器のドア(厚み12mm)を支える役目なので、大きい丁番が使えません。小サイズを多めに使い対応します。

100円で2個入りとかなので、2つ程買っておくと安心です。

コロコロキャスター 2コ入り × 2パック


燻製器を楽に移動させるために取り付けします。

私の自作燻製器(初号機)はコロコロがついておりません。

ヨッコイショと持ち上げて移動させて面倒なので、今回からコロコロキャスターを導入しました。

まめた
まめた
最後に、主にインターネットで入手するものワン。

電気コンロ 泉精器製 IEC-105


ホームセンターにも売っておりますが、割高。2500円くらいします。

↑泉精器製のIEC-105がド定番なのですが、最近Amazonでの在庫切れが続いております。

楽天のリンクを貼っておきますでご検討にどうぞ。

泉精器 Izumi products IEC-105 電気コンロ オレンジ [消費電力600W][IEC105]

デジタル温度コントロール


燻製の温度管理にとても重要な部品。自作燻製器の心臓部です。

↓ワタクシも愛用しているこの製品ですが、家のコンセントに差すだけなので簡単に使えます。

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¥2,899
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アナログ温度計


デジタル温度コントロールのセンサーが感知した温度とのズレを見るために使います。

あくまで目安のための温度計なので、なくてもなんとかなります。

初期投資を抑えたい方は見送りましょう。

欲しくなったときに後付けが可能。

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BUNDOK(バンドック)
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燻製チップ(サクラ)


燻製チップは人によってお好みがありますが、万人向けで断然おすすめなのは、サクラです。

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>香りがしっかり付くので、初心者の方でもとてもおいしい燻製品が作れます。


まずは、コンパネを加工しましょう。

コンパネとは早い話、耐久性のある木材の板です。

構造用合板という何枚もの木材を張り合わせた強度のある板の表面が、カラシ色に塗装されております。

住宅建築などで生コンクリートを流し込む際、囲い壁の役割をしており丈夫なので、燻製器作りに流用できます。

購入時、反り(そり)の少ないコンパネ板を選びましょう。

コンパネも木材なので、どうしても製品によって反りがあります。

ホームセンターの店頭にあるコンパネは、一枚一枚の反りが大きく異なります。

何枚か比べてみて、極力反りの少ない一枚を購入しましょう。

コンパネ板のカットは、ホームセンターのカットサービスを利用。

縦1800mm×横900mmのコンパネ板。


車で持って帰って、自宅で電動丸ノコで切断するのは結構大変です。ミニバンとかの大きな車や、作業スペースも必要。

ここは、ホームセンターの木材カットサービスを利用しましょう。

大体1カット20~50円でやってくれます。

ホームセンターのポイントカードとか作れば、10カットまで無料サービスとかになる場合は多いので、是非利用しましょう。

ぼんた
ぼんた
ロイヤルホームセンターなんかは、たまーに会員(無料)に向けて、15%割引のハガキを送ってきてくれているので、材料や工具を買うときにハガキ片手に買いにいきます。

今回製作する燻製器の木材カット寸法はこちら。

コンパネ板のサイズは縦1800×横900×厚み12mmです。

縦1820×横910×厚み12mmという類似サイズもありますが、その場合、上記の①を100mm→110mmでカットすればOKです。

今回、100均の27×27cm金網を想定してフィット設計しました。

※Amazonで売っている30×30cmの金網には対応しておりませんのでご注意を!30cm角サイズで作る場合、少し大きめに設計しましょう。

上記のカット図面を店員さんに渡すと、ホームセンターの大型カットマシンで切断してくれます。

図面は、cmでなくてmm単位で書いてくださいねというお店がほとんどなので覚えておきましょう。

例  :   29cm = 290mm

まめた
まめた
切断刃の厚みで1~2mm寸法がズレるけど、これは仕方がないことワン。

そして、カットしてもらったのがこちら。


>これを、以下のイラストのように組み立てする予定です。


大体のイメージは沸きましたか?

左右の板が、前後の板より幅が短い設計です。

適当に組んでしまうと、最後に「上面と底面の長さがおかしい!」なんてことも。

上のイラストをよくみて組み立てしましょう。

板の組み立て前に、やること。

ボルト用の下穴加工をしておく。

カットされたコンパネ板を組み立てする前に、金網を置くためのボルト位置に6mmの下穴を開けていきます。

メジャーとマジックペンを使って、端材に数値を書いて簡易定規を作りましょう。


80とか160というのはmm単位です。上から80mmごとにマーキングしていきます。


マジックで点々のマーキングができました。
ここに6mmのドリルで下穴を開けていきます。

ぼんた
ぼんた
多少ずれても金網が乗れば大丈夫。気楽にやりましょう。

ウィーン、ウィーン。


右板と左板の下穴を開け終わりました。
最大7枚の金網が乗せられる配置です。

ワタクシは金網を80mm間隔で作りましたが、この辺りはお好みでどうぞ。

ついでに、空気取り入れ用の穴も開けておきます。

ボルトの下穴加工で使ったドリルで、
右板・左板の下の方に空気穴は左右各2個くらいで十分です。

位置も結構テキトー。

燻製チップが燃焼する時の空気穴の役割を果たします。

コンパネ板の組み上げ

いよいよコンパネ板を組み上げていきます。
垂直に重なるようにキレイに置きましょう。


インパクトドライバーに2.5mm径ドリルビットを取付して、下穴を開けていきます。


ビス打ちをしていきます。
太さ3.1mm・長さ25mmビスを使用。


まずは、末端にビスを1本打ちます。


続けて、逆サイドの末端に下穴・ビス打ちを1本打ちます。


ここでのコツは、端から順にビス止めするのではなく、
端 → 逆サイドの端 → 真ん中 の順でビス止めしていくことです。
後半で大幅にズレる現象を回避できます。

あと、板を割らないために面倒ですが必ず下穴加工をしましょう。
特に今回のような12mm厚のうすい部分にビス打ちする時は必須です。

まめた
まめた
この現象と対策は別記事で紹介してるので、暇なら読んでワン。
知っていると知らないでは大違い。下穴加工を覚えてDIYの腕を上げよう!皆様、こんにちは! DIY解放区のぼんたでございます。 前回の記事では、木工DIYで使うビス(ネジ)のご紹介をしました。 ...

右板・左板と後板が結合できました。

今回は作り方をかなり細かく解説しているので、かなりの長文になりそうです。。。

上板を取り付けします。


上板と底板は、若干の寸法ズレが発生しがち。
下の写真をご覧ください。


1mmほど上板が大きいので、このままでは扉がピッタリ閉まりません。

ドアがぴったり閉まらないと、必要以上に煙が漏れる原因になります。
出来る限りぴったり閉まるように削り加工しましょう。

削る手段として、金やすり・のこぎりなど自分の使いやすい工具を使いましょう。
今回、電動工具「ディスクグラインダー」を使って仕上げました。


ディスクグラインダーは刃が超高速回転するので取扱いに注意が必要。
とはいえ、慣れると非常に便利な電動工具です。


ある程度削って平面になればOK。
直線のでる材料などでスキマがないか確認しましょう。

今回はアルミの角材でスキマ確認をしました。よし、OK!いい感じになりそうです。

底板と底補強板を取り付けます。

↓の写真は、すでに底板を取り付けた状態です。
ここに底面補強板を2枚取り付けします。


底面補強板は、扉の開閉の邪魔にならないように
少しだけズラして取り付けましょう。


ジャン。かなり出来てきましたよ。




下穴にボルトとナットを取付します。

先程開けた6mmの下穴箇所に、ボルトとナットを差し込んで固定していきます。

今回の場合、7段×4列なので28本。

ダイソーに売っている10mmのスパナやメガネレンチを使ってもよし。
インパクトドライバーに10mmソケットをセットして一気に進めてもよし。

軽い金網と食材を乗せるだけなので、そんなにギチギチに締め込まなくても大丈夫です。


規則正しくボルトが並びました。

扉を組み付けましょう。

いよいよ扉を取り付けします。

丁番・ビス・♯1ビットを用意。

丁番(小) 木材ビス(小) ♯1の細いビット

丁番について

板厚が12mmしかないので、大きいサイズの丁番は使えません。
扉の重さを支える為、小サイズの丁番を多めの3~4個使用します。

木材ビスサイズについて

太さ2.7mm、長さ13mmの小さいビスを使います。
これより長いビスを使うと、板からビスが突き出てしまいます。
(板厚が12mmのため)

先端ビットの規格♯1と♯2について

DIYで使うビス・プラスビットは基本的に♯2ですが、
小さいビスは♯1という小さい十字規格が採用されています。

1本だけでいいので、♯1のビットも持っておきましょう。


小さい丁番ですが、4つも取付けすれば十分な強度が得られます。

前面扉にパッチン錠を取り付けします。


パッチン錠(別名ドアパッチン)。
100均に売っておらず、ホームセンターで入手しました。

1番小さいサイズで280円くらい。

パッチン錠は、ビス止めする位置で効き具合が調整できます。
少し強めにパッチンが効く位置でビス止めしましょう。

底面に補強板とコロコロキャスターを取付します。

かなり後半になりましたが、コロコロキャスターを取付けします。

コロコロキャスターは前半に取付けしてしまうと、
作業時にコロコロ動いてしまうので後半での取付けがおすすめです。

先に取付けしていた底面補強板のお陰でしっかりビス打ちができます。

 持ち運び用に、手すりをつけます。


急遽思い立ち、近所のホームセンターで手すりを買ってきました。

200円くらい。

取付けは至って簡単。下穴を二箇所開けて、
手すりと付属のボルトで板を挟み込むだけです。


これで移動も楽チンですね。

電気コンロを仮置き & 電源線部分の木材切り欠きをします。

扉を開閉する時に電気コンロ電源線を挟まぬように、少しだけ木材を切り欠きます。


ワタクシはディスクグラインダーを使っておりますが、
カッターナイフ・彫刻刀・ミニルーター何でもオッケーです。

これで、ちゃんと扉が閉まりますね。

デジタル温度コントロールの取付け

デジタル温度コントロールの吊り下げ

もう作業も終盤です。

燻製器の左側面にビスを打つのですが、ビス頭が少し残るくらいで止めておきます。


裏面はこんな感じ。
掛け時計と同じとお考えください。


カチャっと掛けて完了。むっちゃ簡単ですね。
ビスの締め込み具合でビシッと固定掛けすることが可能です。

微調整しましょう。


↑すでに取付け済みですが、左上のアナログ温度計もついでに取付けしました。
アナログ温度計用の穴は5mmのドリルで穴あけします。

センサー取付


デジタル温度コントロールのセンサーを燻製器内に入れる為に、
5mm穴を開けます。


5mmドリルだと、少しキツキツセンサーが入らない場合があります。

その時は、もう一度ドリルでグリグリしたら通るようになります。


センサーが通りました。


このセンサーが温度を感知してくれる重要な部分です。

位置を色々変えて試行錯誤してみてください。
ワタクシは、上から1〜3段目に置いているケースが多いです。

コンセント部分の加工

このデジタル温度コントロールは、コンセント部分にアースが差し込まれております。


このままでは家庭用コンセントに差さないので、
ペンチでアース部分をグリグリ引き抜いてください。

完成!


ついに、燻製器が完成しました。


試運転もバッチリ!

デジタル温度コントロールのおかげで、
快適な燻製ライフがすぐにでもスタートできますね。

金網の高さ、食材の下味・乾燥具合、チップの種類などで燻製は様々な燻製が作れます。

知人に本燻製器出荷前、試作品のチーズを待つまめた。「早く食べたいワン…..。」


本日はここまでです。
また他の記事でお会いしましょう!