DIY解放区

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ホームセンターの電動工具売り場の一角、先端ビットコーナーを把握しよう。

皆様、こんにちは!
当ブログDIY解放区管理人のぼんたでございます。

前回は、ドリルビットによる下穴加工をご紹介しました。前回記事はこちら。

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本日はDIYをする方なら必ず行くお店、ホームセンターの工具コーナーにスポットを当てますよ。その中でも、下穴開けで使用するドリルビットなども含め、電動工具売り場付近に鎮座する先端ビットコーナーのご紹介をします。


そもそも、先端ビットって何?

先端ビットとは、電動工具インパクトドライバやドリルドライバなど)の先に取付する工具のことです。



こんなの



それぞれの電動工具には、取付可能な先端ビットの規格(シャンク)が決まっております。

DIYの範囲ならば、3つのシャンクを覚えるだけで十分です。


DIYで使う先端ビットの規格(シャンク)


この3つだけ覚えましょう。

・六角軸シャンク
・ストレートシャンク
・SDSプラスシャンク



この3つの中でも、特に六角軸シャンクが利便性の高さから幅広く使われております。




1つずつ、見ていきましょう。

六角軸6.35mmシャンク

インパクトドライバ専用。ワンタッチでビットの着脱が出来て、とても便利。初心者からプロまで大勢の方が使っております。名前の通り六角柱の形をしており、丸く窪んだ部分があります。ネジ締めに頻繁に使うプラスビットなどは、両端が使用可能。


インパクトドライバの記事を作成いたしました☆
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六角軸シャンクは、後述のストレートシャンクに比べて圧倒的なシェアを誇ります。ホームセンターに行ったら、先端ビットコーナーは六角軸シャンクがほとんどといっても過言ではありません。また軸の径6.35mmと書いていますが、市販のインパクトドライバは超超特殊用途でなければ全部6.35mmですので、迷うことはありません。



六角軸詰め合わせセットです。ワンタッチアダプターも付属で面倒な下穴開けを楽にしてくれます。



ストレートシャンク(丸軸)


軸が全てストレートの円柱状です。丸軸とも呼ばれます。当然、そのままではインパクトドライバに取付不可。ドリルドライバや、卓上ボール盤などで使用します。六角軸シャンクより少し安いですが、着脱に手間が掛かるのでDIY向きではないです。あくまで臨時用ですがドリルチャックという便利アイテムを使うと、チャックの3つ爪が円柱状のストレートシャンクをガッチリ固定してくれ、インパクトドライバでも使用が出来るようになります。


当然ですが、重くなります。
ちょっと使う分には大変重宝するドリルチャックですが、頻繁に使うと疲れてくるので、六角軸シャンクでビットを統一するか、ストレートシャンク用のドリルドライバ本体を購入検討しましょう。



ワタクシの使用モデル。この小さいクリクリ部品がある金属タイプにしましょう。プラスチックヘッドのタイプは、すぐ壊れます。



SDSプラスシャンク


このSDSプラスシャンクになると、もはやプロ用です。用途は、主にコンクリートモルタルブロックへの穴あけになります。

コンクリートモルタル、ブロック、レンガ等は、回転だけでは穴があきません。ハンマードリルや振動ドリルといったプロ用(DIYモデルもあります)工具で打撃や振動を加える必要があります。その振動や打撃を発生させる機構に対応するのがSDSプラスシャンクです。あっ、SDSプラスって言ってますが、種類はSDSプラスと、SDSマックスの2種類だけです。プラスって語句いるのかなぁ。。アリナミンゴールドプラスアルファEXみたいに長けりゃいい訳でもないのですが。




以上が、シャンク形状の紹介でした。



実際のところDIY初心者の方で、ストレートシャンクやSDSシャンクを買い揃える場面はほとんどありません。というのも、先端ビットだけ上記のストレートシャンクやSDSシャンクを揃えても、結局それに対応する電動工具本体自体が必要になるためです。

ストレートシャンク用の変則ドリル。回転機能のみです。ワタクシの使用範囲では全く出番がありません。普段はインパクトドライバ+ハンマードリルで十分事足りております。








ここまでは先端ビットのシャンク(柄になる部分)の紹介をしてきましたが、ここからは先端のドリル部分を紹介していきますね。

材料に適したドリル部分を覚えよう。



木工専用ドリル

木工の穴あけに特化した専用ドリルです。六角軸・ストレートシャンク両方で多数ラインナップあります。先っぽが尖っており、木材の穴あけしたい箇所の中心をピンポイントで狙う事ができます。また、ドリルの溝スペースも広く設計されているので、木材の削りカスを効率よく排出、綺麗な穴あけが可能です。

木工専用ドリルの注意点

このドリルを、金属やコンクリートに使ってしまうと一発で先端部分が潰れてしまいます。一度先端部分が潰れてしまうと、それ以降は正確な穴あけが出来なくなってしまうのでご注意下さい。



木工ドリル。一応、プラスチックの穴開けもできるのですが、アクリルなど硬いプラスチック類はプラスチック欠けを起こしやすいので注意です。


鉄工ドリル

一般的には鉄工用ドリルと言われておりますが、万能に使えるドリルです。こちらのドリルは木材・金属に加え、プラスチックや石膏ボードなど多種多様な材料への穴あけが可能です。ドリルの色が黒色、銀色、金色とかありますが、コーティングの違いです。金色はチタンコーティングといって切れ味・耐久性が高いみたいですが、DIYでの使用なら違いが分かりません。この万能ドリルは、穴あけ全般に使えるので真っ先に揃えてよいドリルです。もちろん、下穴あけにも使います。φ2.0〜3.0mm辺りが下穴あけ加工で最もよく使うので予備も含めて揃えておきましょう。

鉄工ドリルの注意点

様々な材料に使える鉄工ドリルですが、コンクリートモルタルブロック・タイルといった石系には使えません。木工専用ドリルと同様に一発で刃先が潰れてしまいます。

また、いくら鉄工ドリルとは言え、厚みのある鉄板やアルミ板、ステンレス板に無理矢理穴あけしようとするとドリル刃が焼け付いてしまい破損してしまいます。3 mm厚以上の金属板に穴を開けたい時は、ドリルの刃先に切削油をチョンチョンつけてから少しずつ穴あけしましょう。加熱防止にもなりますし、スムーズに綺麗な穴あけができます。切削油は、サラダ油でも代用できます。


木材・金属両方使えます。六角軸モデルです。


コンクリートモルタルブロック用ドリル


いわゆる石系に穴あけをする専用ドリルです。先端に埋め込まれている超硬チップにより、石に打撃や振動を与えながら少しずつ削って穴あけする構造になっております。木材・金属には一切向きません。


この類のドリル刃は専用品の為、ダイソーなど100円均一では置いてありません。また、一本1000円位するので、購入時はよく検討してから購入しましょう。


このコンクリートドリルビットは、柄の部分はSDSシャンクが基本です。しかし、嬉しい事に近年インパクトドライバーに振動機能が搭載されているモデルが増えてきており、ホームセンターにいくと六角軸シャンク用やストレートシャンク用も売っております。それらシャンクは、コンクリートに大きな穴を開けるだけの設計にはなっておらず、コンクリートの下穴開系専用と割り切る必要があります。(コンクリートモルタルの穴あけについては長くなるので、別途ページを作成する予定です。)


設備業者さんがコンクリートビス打ちする際に下穴で開けるSDSプラスビットです。よく使われる下穴サイズ3.4mmモデル。これに4.0~4.5mmのコンクリートビスを使えばコンクリートへの固定ができます。
ホームセンターだと1本800円くらいです。


六角軸対応モデルなので、振動機能付きのインパクトドライバで使えます。コンクリート用と書いていますが、コンクリートにはしんどいです。モルタル・ブロック下穴用とお考え下さい。


コンクリートモルタルやブロックと違って、インパクトドライバの振動機能や振動ドリルで全く歯が立たないことがあるワン!

モルタルに砂利を混ぜて強化したのがコンクリートだからね。コンクリートへの穴あけはハンマードリルに限るよ。

了解ワン!ハンマードリルワンね。インパクトの振動機能は少量の下穴用にするワン。



ボッシュのハンマードリル。コスパが非常に高いプロ用実用モデルです。これとSDSプラスのコンクリートビットがあれば、DIYで出来る事が飛躍的に広がります。コンクリートに穴を開けたいならこれ。間違っても、振動ドリルは安物買いの銭失いになりますので、絶対にやめておきましょう。下穴一つで一苦労です。


振動ドリル → 回転+振動 → めちゃ弱い
ハンマードリル → 回転+振動 +打撃 → 強い

他にも便利な先端ビットがあります。


ここまで基本的な先端ビットをご紹介してきましたが、他にも便利なビットはたくさんあります。



ビットの長さが足りない時に使う延長ビット。


こんな形で簡単に着脱できます。一本持っておけば、奥深くて狭いトコロへのアクセスが楽になります。



こちらはホールソー(穴のノコギリの意味)という、比較的大きな径の穴あけをする時に使います。ギザギザした刃が大量にありますが、これでゴリゴリゴリっと穴あけしていきます。鉄工ドリル同様に金属板や木材、プラスチックなど幅広く使えます。豆知識ですが、このピラニアの様に刃が小さいのが金属向きの刃です。木材にも使えます。これぐらいのサイズは六角軸シャンクで使えるので重宝します。


金属・木工両方対応タイプのホールソー。耐久性が高く、永く使えます。六角軸モデルです。



こちらは木工専用のホルソーで、様々なサイズに対応できるタイプ。必要なサイズの刃のみセッティングします。但し、注意点が3つ。①鉄工やプラスチックに使うと、すぐ刃が駄目になる。②刃が薄いので耐久性が低い。③穴あけは奥行き2cmまで。 以上です。ホールソーは一つで2000円位するので、大切に使えばコスパは非常に良い製品です。



このサイズのホールソーになると、六角軸シャンクではなく、ストレートシャンクになるケースが多いです。このままではインパクトドライバで使えないので、ドリルチャックを装着して六角軸へ変更しております。


中々の迫力ですね。


大口径のお得ホールソーセット。鉄工、木工色々いけます。シャンクがストレートビットなので、インパクトドライバで使うには、ドリルチャックが必要です。




こちらは、先端が砥石になっているビットです。電動工具の力を借りてヤスリ掛けが出来るので、楽にバリ取りなどが出来ます。但し、ミニルーターの様な精密作業には向かないので大雑把な作業用になります。



最後にプラスビットの規格について。既にご存知の方もたくさんおられるとは思いますが、プラスビットには規格があります。

プラスビットの規格

時計の電池交換で使う精密ドライバーを除いて、日常生活で登場するプラスビットの規格は3つです。

・No.1
・No.2
・No.3

このうちDIYで使う規格、というより建築現場のプロの方も含めて頻繁に使われている規格はNo.2です。もしろ他の規格はほぼ登場しません。



こちらが、世の中の大半を占めるNo.2規格のビットとビス達。小さいビスもありますが、全部No.2規格ビスです。


比較写真。左がNo.2、右がNo.1です。No.1は、とんがっていてカッコイイですが殆ど出番がなく、一本持っていれば十分です。長さ1cm未満の本当に小さいビスだとNo.1ビス規格の場合があります。

No.3は、かなり大きいプラスビットです。最近見たNo.3規格といえば、公園のフェンスを留めている金具のビスぐらいです。揃える優先度は低いです。

No.2規格ビスに、No.1規格ビットを使うと?


こうなります。嘗め(ナメ)てしまい、大変です。
ビスを垂直にネジ込んでも嘗めてしまう場合は、ビットの規格が合っていない可能性を疑いましょう。


こちらはドライバーのトップブランドBESSELのプラスビットセットです。BESSELなので信頼性はもちろん、なんとビットがNo.1~3まで全てセットに入っています。普通はNo.2のみが殆ど。ビットセットをお持ちでないなら、これで全規格揃います。

それでもビスを嘗めてしまう場合は?

ビスを甞める原因の一つに、材料が硬いことも挙げられます。そんな時は、下穴加工をすればビスを嘗めずスムーズにビス打ち出来ます。
下穴加工の記事はこちらをご覧ください。
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本日の先端ビット紹介の記事はここまでです。流石に全部書ききれなかったので、また追って別記事で補足します。本日の記事はいかがでしたでしょうか?

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それでは!

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