皆様、こんにちは!
DIY解放区のぼんたでございます。
コロナ禍が長い引いている影響もあり、最近ペットの需要が急激に高まっていますね。
本日は、犬を初めて飼育してみようと言う方に向けて、犬用のリード2種類のお話をさせていただきたいと思います。
これから犬用リードを買おうとお考えの方へ、購入時の参考になれば幸いです。
我が家の犬用リード事情
まずは、包み隠さず我が家の犬用リードをお見せしておきましょう。
インスタ映えがどーのこーの流行っている時代に逆行し、お恥ずかしいくらい使い込んでいるリードを掲載させていただきましたが、お気になさらず。こちらのリードは4〜5年使用しておりますが、まだまだ現役使用中です。どちらもドギーマン社の伸縮タイプのリードです。
犬用リードは主に2種類。
ワタクシ、実家暮らしの時も含めると30年以上に渡り犬の飼育・散歩を続けてきたこともあり、今日までひと通りのリードを使ってきました。
それ故に、各リードの使い勝手・耐久性等の良い点悪い点は、ほぼ体験しております。
それらリードの特徴を、紐タイプ・伸縮リードタイプの2つに分けてご紹介していきます。
紐タイプのリードについて
昔から犬の散歩ひもと言えば、この紐タイプですね。
後述する伸縮リードについては、そもそも20年以上前までは、周囲で使っている人が皆無だった気がします。
それでは、紐タイプの長所・短所について1つずつ見ていきましょう。
紐タイプの長所
・価格が安いので、導入しやすい。
・壊れる要素がほとんどなく、頑丈。
・一時係留に向いている。
・雨の日でも使える。
・コブを作れば、グリップ力大幅アップ。
とても単純な紐タイプのリードですが、実はメリットの数は思ったより多いのです。
ヒモタイプの短所
ヒモタイプの唯一にして最大のデメリットは、『リーチの短さ』です。
ひもの長さ分しかリーチがないため、広い場所でも犬を自由に歩かせることができません。
犬の散歩方法については賛否両論あると思いますが、原っぱなど周囲に迷惑がかからない場所なら、やはりリードを伸ばして伸び伸びと犬を遊ばせてやりたいものです。
伸縮タイプのリードについて
伸縮タイプのリードは、リード内部にうず巻き状の金属コイルが備わっており、ボタン操作をすることで、ロック・フリー・長さ調整が可能です。
機種によってはじんわりとブレーキを掛けて犬の動きを制御できるものもあります。
伸縮リードのひも形状
伸縮リードのひも形状には、コードタイプとフラットタイプの2種類があります。
コードタイプは、巻き取り抵抗が少ないので、犬の負担が少ないです。その代わり、夜間に見えにくいのと、経年劣化した時に突然切れてしまうことがあります。(体験済。)
フラットタイプは、よじれてる状態で巻き取ると途中でストップしてしまう短所があります。その代わり、夜間の認識具合はとても良いです。
これらを総称して伸縮リードとして呼んでおり、この10~20年の間に急速に普及してきました。こちらも、長所・短所がハッキリと存在します。
伸縮リードの長所
・リードを伸ばして、犬に自由に行動させることができる!
分かっていたことですが、いざ伸縮リードを購入して散歩に出かけると、超楽しいです。
周囲の状況次第で、リードを任意の長さに伸縮させることができるので、犬・飼い主共にとても快適な散歩を満喫することができます。
長所の数だけでいうと、実はこれ1つだけです。
あとは、正直言うと短所のオンパレードです。これを事前に知って納得した上で、伸縮リードにするか普通の紐タイプにするか判断しましょう。
伸縮リードの短所。
・一時係留に向いていない。
伸縮リードタイプの構造上、輪っか結びによる一時係留は、苦手です。
一時係留が出来ないこともないですが、リード本体が地面にガツンガツン当たり側面に傷が付くし、紐部分も摩耗してしまいます。
・雨の日に伸縮機能を使ってはいけない。
リード内部には、伸縮用の金属製バネ(コイルといいます)が入っております。
雨の日に濡れた状態のリードを伸縮させると、リード内部に水が侵入し、バネが錆びついてしまいます。
そうなると、伸縮機能が故障する原因となるので、雨の日は伸縮機能を使わずに散歩するようにしましょう。
・2頭以上の同時散歩の時、手が塞がってしまう。
犬を2頭以上飼っている方限定ですが、伸縮リードは体積が大きく嵩張るので、基本的に1つの手で1つ持ちのスタイルとなります。2頭なら両手が必要。
糞の処理をする時など、ちょっとの間なら片手で2つ持つこともできますが、あくまで応急的なものとお考えください。
・値段が高い。
伸縮リード最大の弱点は、やはり値段の高さだと思います。
価格帯は、5000〜8000円が一般的。
決して安い価格とは言えません。「犬の散歩ライフを充実させたい」ならば買いですし、「うーん、高いなあ」と感じるなら保留もするのも選択肢です。
散歩ひもエピソード
ここで、これまでにワタクシが経験した散歩ひものエピソードを、紐タイプ・伸縮リードタイプごちゃまぜでいくつかご紹介します。
エピソード① 散歩中に、伸縮リードのヒモが切れる。
4年程継続使用していた伸縮リード(コードタイプ)が、散歩中に突然パツン!と切れる事件発生。
まめたが逃げ出すヒヤヒヤな出来事がありました。(その後、まめた回収。)
車通りの多いところだったら・・・と思うとゾッとします。
コードタイプは切れる時は一瞬です。毛羽が目立ってきたら、安全の為に買い替えしましょう。
毛羽立って来たら買い替えする。または、フラットタイプに変更する。
フラットタイプは比較的強度があるので、ほつれ等はあっても一瞬でパツンと切れることはありません。
エピソード② 散歩ひもを2〜3日係留用に使用したら、噛み切られた。
昔飼っていた甲斐犬のIQが高く、係留用に2〜3日使っては噛み切られて脱走される案件が複数回ありました。
直径2cm程の太い散歩ヒモでしたが、見るも無惨な姿に。やはり、犬のアゴ・歯はやはり強烈です。
係留時は、金属製の鎖に変更することで解決。
エピソード③ 激安の伸縮リードに飛びついて買ったら、ゴツいし重い。なんと、その理由は・・・。
二頭目の犬を飼い始めるにあたり、有名メーカーは高いので、ネットで安いノーブランド品の伸縮リードを買おう!と動いたことがあります。
結果は大失敗でした。
ライトが付いているから便利そう!という単純な理由で何の気無しにポチッたのですが、届いた商品はむちゃくちゃゴツくて重たく、毎回腕が疲れて散歩が嫌になりました。
ネットでもう一度説明文を読むと、「50kgの大型犬に対応」との文言が・・・。
ネットでよく分からないメーカー品を買うときは、ちゃんとサイズやレビューを読む。
まとめと個人的意見
ここまで、紐タイプと伸縮タイプのご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
紐タイプは、頑丈でトラブルなく安全性が高い。しかも安い。唯一の欠点は、伸縮機能がないこと。
伸縮タイプは、巻き取りの性質上ひもが細いので、劣化したら早めの交換が必要。一時係留や雨が不向きだったり高価だったりと欠点が多いが、伸縮機能はそれを補って余りあるだけの価値がある。
といった見解です。個人的には、値段が張りますがやはり伸縮タイプのリードを推します。散歩時の快適性が全然違います。
今のドギーマン社製が壊れたら、flexi(フレキシ)社というメーカーの伸縮リードまたは、再度ドギーマン社製を購入したいなと思っています。
flexi社の伸縮リード
flexi社はドイツのメーカーで、犬用伸縮リード界のトップメーカーです。尚、お値段もトップクラスなので、庶民にはそうやすやすと買える代物ではありません。(大袈裟)
以前、ホームセンターでflexi社の伸縮リードを体験できる機会がありました。さすがに老舗だけあって、製品の質感・ブレーキ機能等とても魅力的でしたが、予算がなく諦めた経緯があります。
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ドギーマン社の伸縮リード
現在使っているドギーマン製のシリーズは、↓こちらです。(S・M・L選べます。)
ワンプッシュタイプで、止める・フリーの超単純機能です。じんわりブレーキとかはありません。それ故に、使いやすさは最強です。ただ押すだけ。また、お値段も伸縮リードの中ではお安いです。
予算があれば、flexi社。予算がなければ、ドギーマン社。また購入したら、この記事でご報告します。
紐タイプの散歩ひも
ワタクシ自身が伸縮リード寄りなので、ちょっと偏った内容になってしまいましたが、従来の散歩ひも(安いやつ)も持っております。
あくまで補助的な使い方ですが、旅行に犬を連れて行く時の一時係留用など、必須になる場合もあります。
↑サイズはXS〜Lまで選べます。
本日の記事はここまでですが、いかがでしたでしょうか?
初めて犬を飼って、散歩用リードをどれにしようかお悩みの方へ、少しでも参考になれば幸いです。
一度飼い始めたら、犬はとても長い付き合いになります。愛情をたっぷり注いで飼育していきましょう。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!