全般

ブログでオリジナル感を出したい方へ。イラストの自作方法をご紹介します。

皆様、こんにちは!
DIY解放区のぼんたでございます。

このブログ『DIY解放区』を初めてから1年半以上が経ちました。

ブログ更新頻度は相変わらずスローペースですが、継続しているうちに愛着もどんどん沸いてまいりました。

さて、ブログ立ち上げ時に『オリジナル感』を大事にしていきたいなという想いで導入しはじめた「イラスト挿絵」。今では当ブログの特徴になったなと感じております。

本日は、当ブログで使用している『イラスト挿絵』の作り方をご紹介してみようと思います。「 ブログでオリジナリティを出すために、イラストを導入してみたいな 」っていう方のご参考になれば幸いです。

あ、絵は下手ですのであしからず。

ブログに対して愛着が沸く、『イラスト挿絵』

イラスト挿絵。伝えたい事を具現化できます。

インターネット全盛のこの時代、ホームページやブログで使いたいなと思った画像はネット中から簡単に集めることができるようになりました。(著作権は厳守。)

画像素材を商用利用してもいいよっていうサイトもたくさんあり、初回登録さえ澄ませばプロクオリティーの写真の中から選び放題。わざわざ自分で写真撮影をしないでも、ブログを色鮮やかに彩ることができてしまうのです。

ワタクシも、ブログ立ち上げ当初はそのような画像素材サービスを併用して執筆していたのですが、なんというか・・・借り物の画像だと執筆記事に対して愛着が沸かないんです。

まめた
まめた
文章とマッチしてない画像素材を使ってるブログって多いワンよね。
ぼんた
ぼんた
うん。なんか外国人がオーノー!とかしてる画像よく見るね。

自分のサイトもいずれそうなっちゃうんじゃないだろうか。そんなモヤモヤを解消したのが、自分でイラストを自作してしまおうという結論。

正直、イラストの自作は手間と時間がかかります。けど、イラストだと「伝えたい内容」を具体的にイメージ化できるので、下手に借り物の画像を挿入するよりブログを作り上げている実感と愛着が沸くのです。

ブログのイラスト挿絵に使っている道具

↑ が、ワタクシの現在のイラスト製作環境です。

かなりの初期費用が掛かりましたが、ブログの収益で賄えるだろうし、長い目で見て自分の人生にプラスになるだろうと思い、自分への投資のつもりで購入に踏み切りました。

これまで、イラスト系の経験なんて一切ありません。小中高あたりで学校の机に魚のイラストをラクガキしていた程度です。

絵師さんのように高等なテクニックを駆使することなく、ブログで伝えたい内容をシンプルに描き起こして個人的に楽しむという程度の使い方ですが、これで大満足しております。

デジタルイラストを描く環境について

総額9万円程も払ってこんなイラスト環境を整えたのには、上記以外にもいろいろな理由があります。

ipadmini5の軽さに魅せられる。

↓ がワタクシの主なイラスト製作風景です。

お恥ずかしい話ですが、机環境でイラスト製作に取り組むという割合が20%ほどしかありません。

というのも、仕事から帰宅してわざわざブログ製作で机に向うのものはしんどいものがあります。帰宅後はだいたいソファーや布団でゴロゴロ。

そんな状況でも、ipadmini5ならその圧倒的な軽さを活かして不安定な格好でも使うことができます。ソファーで寝ながら / 布団でうつ伏せしながらでもイラスト描きができるので、自分のリズムにマッチしております。

Applepencilとペーパーライクフィルムの「まるで紙感覚」に惚れてしまう。

初代ipadproが世の中に発売された時から、一躍脚光を浴びたのが『Applepencil』の存在です。

特徴は、なんといってもその滑らかな描き心地。似たような類似品がわんさか出てくる中で、その追随を許さず常にNo.1に鎮座している最高のペンです。

現在、Applepencilは本体機種に応じて1型(旧式)と2型(新型)がありますが、どちらも10,000〜15,000円という高級品です。

ワタクシも最初は純正品の価格に躊躇し、サードパーティ製の4,000〜8,000円のスタイラスペンを試してみましたが、描き心地に雲泥の差がありました。

その後、悩んだ挙句にApplepencilを買いましたが、やはり大正解。もし将来壊れてしまっても、またApplepencilを買うのは間違いないでしょう。

そんなApplepencilですが、単品だけだとどうしても弱点があります。

1つ目は、ペン本体がスリム過ぎてグリップがしにくいのと、高級品なので粗雑に扱えないことです。

生身のApplepencilは、細身過ぎてグリップしにくいです。

これらは、1,100円程のシリコン製のペンシルカバーを購入することで一気に解決できました。

Applepencil 1と2で設計が違います。買い間違いに注意。

グリップ力・保護性能共に十分満足しております。

2つ目は、ipadのガラス面とAppleペンシルのペン先がツルツル滑るので、そのままでは「紙感覚」に程遠いことです。

これも、ipadのガラス面に「ペーパーライクフィルム」というフィルムを貼ることですぐに解決しました。

見た目はただの透明なフィルムですが、適度な摩擦抵抗がかかるように表面加工されており、まるで紙の様な描き心地を実現する不思議なフィルムです。

エレコム製のペーパーライクフィルム(ケント紙タイプ)、価格は1,800円程度です。

お絵かきアプリの決定版、『 Procreate 』に出会ってしまう。

デジタルのお絵かき道具は揃いましたが、それを活かすためのイラストアプリが必要です。

プロとして活動するような方にはCLIP STADIO(通称:クリスタ)というアプリが超有名なのですが、機能があまりに多すぎるのと月額1000円程度の使用料金が掛かります。

趣味の範囲で、釣りやDIYをイラスト化していきたいなーっていうワタクシにとって、『ランニングコスト』の増大は、ブログを気楽に楽しむための重荷になってしまうので、諦めました。

そんなワタクシのような状況におすすめなのが、『 procreate 』という買い切りタイプのお絵かきアプリ。1,200円位で、一度購入すればあとはアップデートしても追加課金とかがありません。

初めての人でも直感的に分かる操作性にも関わらず、その描ける線は極めて滑らか。

イラストアプリは無料・有料色々ありますが、ここまで思った通りの感覚でスイスイ描けるアプリは初めてです。

直感で操作が可能。文字や写真も挿入できます。

買い切りタイプなので、毎月利用料が掛からないのもVERY GOODです。自分のペースで思う存分楽しいお絵かきを楽しむことが可能になります。

当然、利用者がとても多いアプリなので、定期的にアップデートで機能追加されております。ペン種も元々たくさんインストールされているのですが、新たに追加インストールすることもできますし、自分オリジナルのペンをゼロから創りだす事も可能です。

有料アプリですが、理屈抜きでとても楽しいお絵かきが楽しめるので、是非ともおすすめしたいアプリです。

ひと通り揃ったら、ランニングコストがほとんど掛かりません。

デジタルイラストの基本 レイヤーと色塗り

では、ここからデジタルイラストの基本的なことについてお話していきます。

デジタルイラストと言っても、基本の流れはアナログと変わりません。

アナログイラストの場合は、

①鉛筆で下書き

②ペンで清書

③下書きを消しゴムで消す。

④色塗り

という工程ですよね。

①は気楽にできますが、②はミス出来ないのと、③〜④は結構めんどくさくいです。まあ、これが楽しいといえば楽しいのですが。

デジタルイラストの場合は、

①鉛筆ツールで下書き

②ペンツールで別のレイヤーに清書

③下書きのレイヤーを非表示にして

④色塗り

となります。

デジタルイラストは、「レイヤー」という魔法が使える!

まめた
まめた
ん?レイヤーって何ワンか?
ぼんた
ぼんた
レイヤーってのは、フィルムみたいなものだよ。↓ にイラスト書いてみたから参考にしてみて。

「 レイヤー」といくと、「なんか横文字で難しそうだな・・。」という印象をもたれる方もおられると思います。実際、ワタクシも最初はそうでした。

でも、実はレイヤーってものすごく簡単で便利なんです。ここで、レイヤーがない場合とある場合に分けて、見てみましょう。

レイヤーがない時

↓ はレイヤーがない時のパターンです。

まあ、アナログ絵なんかは、全てこのパターンですね。一度失敗してしまったら修正がとても難しいという・・・。作品作りの最後に気付くと絶望してしまいます。

レイヤーがある時

レイヤーがあると、全てが一変します。

こんな後出しジャンケンがいくらでもできてしまうのです。それこそ魔法みたい。

今回はバイト服の設定でしたが、レイヤーさえ分けておけばスーツとか和装なども後から変更が可能です。

具体的には、レイヤーは後からコピー / 削除 / 結合 / 非表示 / 透明度 / カラー / 順番の並び替えなどを自由自在にいじれます。

まめた
まめた
レイヤーって本当に便利ワンね。
ぼんた
ぼんた
でしょ?横文字ってだけで敬遠してたらもったいないよ。むっちゃ簡単だから、やってみようよ。

デジタルイラストは、色塗りが楽ちん!

レイヤーを使うことで、デジタルイラストは色塗りも細分化して塗り分けすることができます。

アナログだと色塗りって時間・手間・絵の具代など結構大変ですが、デジタルなら追加費用もなく、とても簡単に色の塗りつぶしができます。時短にもなるので、とてもおすすめです。

特に、ブログのイラスト挿絵みたいにチャチャッと仕上げたい時、デジタルイラストは大変重宝します。持ち運びも画材一式がipadとApple pencilだけで楽ちんです。

デジタルイラストの作り方

では、ここからは実際にデジタルイラストを作っていく様子をご説明していきます。

STEP① 線画を書く。

メインになる線画を書いていきます。

※説明をシンプルにするために、今回は下書きなしで、いきなりメイン線で書いております。

デジタルイラストは、わざわざ手塗りせずに、好きな範囲だけドバっと塗りつぶすことができます。但し、塗りつぶしたい部分をちゃんと線でつないでおく必要があります。

STEP② カラーで塗りつぶしたい部分を選択ツールで指定する。

塗りつぶしには、『 選択ツール 自動 』という機能を使います。

『 選択ツール 自動 』の状態で、指定したいところをペンでタッチすると、ゾンビ色で指定することができます。設計者さんはどうしてこんな色にしたのか謎です。

STEP③ カラー用のレイヤーを作る。

せっかくのデジタルイラストなので、線画とカラーは1つのレイヤーで一緒くたにせずに、ちゃんと2つのレイヤーに分けましょう。

新しいレイヤーは、レイヤーアイコンの右上の+ボタンを押すと増やすことができます。

STEP④ カラーレイヤーを線画レイヤーの下に配置。

新しいレイヤーは、基本的に元のレイヤーより上に作成されます。

で、この時作ったカラー用のレイヤーは、線画レイヤーの上にあると宜しくありません。

ルールとして、必ず線画レイヤーがカラーレイヤーの上にくる順番にレイヤーを並び替えましょう。

並び替えといっても、ドラッグ/ドロップするだけなのでとても簡単です。

STEP⑤ 塗りつぶし

ここまでくれば、あとは塗りつぶしたいカラーを選んでゾンビ状態の指定箇所にドラッグ/ドロップするだけです。

まめた
まめた
なかなか分かりやすい図解だったワンよ。
ぼんた
ぼんた
あ、はい。ありがとうございます。

最後に・・イラストアイテムのご紹介

ここまで素人感丸出しのデジタルイラスト講座でしたが、いかがでしたでしょうか?

自分のブログに自作イラストを取り入れていくと、手間は掛かりますがとても充実感を感じながらサイト作りを続けていくことができます。

最後に、記事中でご紹介したデジタルイラストのアイテム類のリンクを貼らせて頂きますので、興味が湧いた方はCHECKしてみて下さい。

Apple ipadmini5

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Apple smart cover

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↑これら全て、ワタクシが実際に使用している製品です。

※ipadmini5に適合するApple pencilは、第一世代です。第二世代は反応しませんのでご注意ください。

それでは皆様、また別の記事でお会いしましょう!